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『この道は闇に続いている。私はそれを人一倍知っている。だからこそ歩ける、王道の道がある。私は堕ちたのではない。王になる道を歩く権利を得たのだ。』

 

目次


  • 意味
  • 関連する黄金律
  • 関連する偉人の言葉
  •  

     

    意味


    この言葉は、傲慢不遜に陥った人間が、高慢ちきかつ高飛車に、『我こそは王である』と自惚れ、過信し、人々を揶揄して見下す、思い上がった言葉ではない。

     

    言葉をよく見ればわかる通り、『闇に続く道を知っている』、『堕ちたのではない』と出ている以上、この言葉を言い放った人間は、『強いられた』、あるいは『強いられている』のである。

     

    闇

     

    私はこの世に生きた1,000人の偉人の言葉と向き合って、彼ら偉人にある共通点を見つけた。それこそは、『強いられていた』という事実だ。以下に、その氷山の一角を書き記そう。

     

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    これは言った様に、氷山の一角だ。ちゃんと調べていない。この数年間で、様々な本を読んだり、偉人の言葉と触れ合っていたら、自然とここに挙げたような人々の情報が入ってきただけで、実際にはもっといるだろう。

     

    例えば、松下幸之助本田宗一郎井深大盛田昭夫等は戦争を体験している。シャルル・ド・ゴールホー・チ・ミンといった同じ時代を生きた各国の大統領たち、また、大統領で言うなら、別に戦争を経験していなくても重い重い責務を『強いられている』。

     

    山本五十六ネルソン等の軍人たちもそうだ。岩崎彌太郎坂本龍馬西郷隆盛勝海舟西郷隆盛らもそうだし、孫文チャンドラ・ボースネストル・マフノシモン・ボリバルらは革命家とて、『革命すべきもの』が目の前に立ちふさがっていた。

     

    強いられていたというのは、『と感じていた』ということもここに含まれる。繊細、敏感、過剰、というポテンシャルを持っている人なら、ちょっとしたことで『強いられた!』と思うことになる。

     

    また、上記に記載したイチローや岡本太郎などの『目標』についてだが、これは『強いられた』というよりも、『自ら強いていた』という表現も出来る。例えば岡本太郎の父、岡本一平は言った。

    『仲間や同僚をライバルにするな。ライバルはお釈迦様か、キリスト様にしろ。』

     

    このような発言をする人間を父に持つ岡本太郎は、それはそれは高い目標を掲げることが日常的だっただろう。

     

    また、迫害や弾圧は、本人らが『それに向かっていかなければ(それを主張しなければ』受けなかったかもしれないが、本人らは、その『意志』を持っていたからこそ彼らであり得たわけで、意志を貫いた延長線上に迫害や弾圧があれば、それは強いられていた人、として数えることになる。(出る杭は打たれる)

     

    だがどちらにせよ彼ら偉人の共通点とは、目の前に、並々ならないものがぶら下げられていて、それを打破する為にエネルギーを燃やさざるを得ず、そして燃やした結果、偉大なる結果を捻出することが出来た。そういう印象を受けるのである。

     

    その後、『ナイト・ミュージアム』という映画で、ロビン・ウィリアムが演じる登場人物である『テディ』、つまりセオドア・ルーズベルトが、主人公のラリー・デリーに対し、こう発言をするのを観た。

    『ある者は生まれつき偉大、それ以外は強いられて偉大になる。君にとって、 これが偉大になるチャンスだ。』

     

     

    私はその時すでに、偉人の共通点が『強いられていた』ということだと突き止めていたので、このシーンを観た時、背筋に電流が走るのを覚えた。

     

    『この道は闇に続いている。私はそれを人一倍知っている。だからこそ歩ける、王道の道がある。私は堕ちたのではない。王になる道を歩く権利を得たのだ。』

     

    この言葉で言うなら、『目の前に並々ならないものがぶら下げられている』というよりは、ピタリ来るのは、イタリアの政治思想家、マキャベリのこの言葉だ。

    『天国へ行く最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。』

     

    つまり、

    『私は確かに地獄に堕ちた。だが、堕ちたからこそ知っているのだ。この道を上っていきさえすれば、そこには天国があるのだということを。』

     

    ということなのである。

     

    王道

     

     

     

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