偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
何を手に入れても欲が出る。そんなにも悲惨な禍(災い)はない、という戒めだ。
仏教の開祖釈迦(ブッダ)も、
と言って、『欲しいと思う以上は足りないのだ』と戒める。また、ショーペン・ハウエルも同じだ。
このことについて、彼らの意見が一致している。ショーペン・ハウエルに関しては仏教に大きな影響を受けた人間だ。だから正直、『ブッダが同じことを言っている』だけでいい。また、この『足るを知る者は富む』ということに関しては老子だけではなく、孔子、ブッダも同じことを言っていることから、中国における『三教(仏教、儒教、道教)』の意見が一致している。
もし自分が彼らよりも、つまりブッダ、孔子、老子、あるいはニーチェ、フロイト、アインシュタイン、ユング、トルストイ等に影響を与え、ブッダに影響を受けたショーペン・ハウエルらよりも上の境地に立っていると思うなら、欲し続け、それを貫くと良いだろう。
そうなるとあなたは3000年に一度出るか出ないかの歴史的人物だ。さぞかし歴史的な偉業を成し遂げ、世界の混沌の闇に光を当てるのだろう。逆に、あなたに会えて、光栄だ。是非ともこの『足るを知る者は富む』を上回る境地を教えてほしいものである。そんなものはないが。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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