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遠藤周作『人間らしく生きるために七分は真面目人間、三分は不真面目人間で生活するのが「生きる智恵」と言うべきであろう。』

遠藤周作


日本作家 遠藤周作画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


『生きる智恵』の意味は深く、『生き抜く』と言った方が全体像が見えて来ることになる。

 

後者は、『やっとこさ』というイメージが付着している。『やっとこさ生き抜いてきたが』という様なイメージで、どうも随所に『しんどさ』が垣間見える。別に、十分として真面目に生きたって『しんどさ』を感じない人は、それでいいのだ。

 

だが中には、そうでない人も大勢いる。遠藤周作は、そういう人の弱さを知っている人間だ。それは彼の言葉、

『自分が弱虫であり、その弱さは芯の芯まで自分に付きまとっているのだ、という事実を認めることから、他人を見、社会を見、文学を読み、人生を考えることができる。』

 

これを見れば一目瞭然である。

 

もし(実は三分ぐらいは手を抜きたい)と思っているのであれば、別にそれぐらいは良い、と言っているのだ。

 

人間には私利私欲がある。性欲食欲睡眠欲を筆頭に、群衆欲も、闘争欲も、逃走欲もある。日々向き合っている責任やプレッシャー、ストレスで容量が一杯になり、それを放っておいたらパンクしてしまうということは往々にしてある。

 

パンク

 

『パンク』するくらいなら、一度ガス抜きをした方が良い。その時間こそが『三分の不真面目』だ。

 

しかし、何をもってして『不真面目』と定義づけるかはあいまいで、それゆえに『じゃあその時間にレイプをしよう』ということになるなら、これは話が変わってくる。冒頭で挙げた『俺は十分で真面目でいく』と言っている人は、実はくそ真面目だからこういう発想をする人で、

 

『だってレイプや殺人はダメだろう。不真面目ったって、風呂入るとか、テレビ見て笑うとか、多少の酒を飲むとか、そういうことを言いたいんだろうが、別に俺はそれを、不真面目、とは表現しない。至極、真面目なリフレッシュタイムだと思っている。だから俺は十分を真面目でいいんだ。』

 

全く人間というものは十人十色である。とにかく強く印象付けておくべきなのは、

 

『7:3』。

 

こんな割合でバランスを取りながら生きていくのが、賢明だという事である。例えば私はうつ病に関しても勉強していて、サイトも運営している。

 

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その記事の中で、『うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』』というものがある。うつ病になりやすい傾向として、

 

  • 真面目で完ぺき主義
  • 几帳面
  • 頼まれたら断れない
  • 一度決めたことは必ずやり遂げなければ気が済まない
  •  

    という特徴があるが、そういう人はここでいう、『7:3』の割合を意識できていないのである。さしずめ、『10:0』になってしまう。『3』自分を甘やかすことができないのだ。そしてそれがいつの間にか『負担』となり、『重荷』となって自分にのしかかり、許容範囲を超えたそうした負荷が、自分の心を苦しめ、やがてうつ病になるのである。

     

    負荷

     

    『人間らしく生きるために七分は真面目人間、三分は不真面目人間で生活するのが「生きる智恵」と言うべきであろう。』

     

    遠藤周作は『生きる智恵』として、『3割の不真面目さ』を推奨しているが、それはとても理にかなっている。

     

     

     

     

     

    ※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

    著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

     

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    著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)

     

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