偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
ここでいう『負い目』は『コンプレックス』とも言えるだろう。
例えば、圧倒的世界ブランドの創業者、ココ・シャネルは、
『ひとりにならないためだったら、どんなにお金を使ってもいいわ』
と言って、かつて過ごした幼少時代の不遇な体験を、ひた隠した。まるで、真実を深い深い心の底にある井戸に押し込め、そこに蓋をするかのように、シャネルは頑なにそうしたのだ。しかしその人知れないコンプレックスが原動力となった。
『どんなにお金を使ってもいい』ということは、『どんな努力も惜しまない』ということ。自分の魂を細胞レベルから突き動かすそのエネルギー源は、紛れもなく彼女のその、コンプレックスが大元だったのだ。
日本の空手家、角田信明も同じようにコンプレックスを抱えた人間の一人だ。彼の10代の頃の写真を見ると、いかにも貧弱で、弱々しい身体をしている。
だがどうだ。その後の筋骨隆々とした逞しい姿は。
彼もまた、自分の弱点を克服すべく、努力を惜しまなかった。かくのごとく、不遇、負い目、コンプレックスなど、『バネにかかる圧力』である。そういう視点を一つ、持ちたい。
また、併せて読むべきなのは以下の記事だ。
偉人たちはみな、『強いられて』いた。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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