偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『合戦では、敵に落ち着きがなく、ことを急ぐようにみえるときは、少しもそれに構わないようにして、いかにもゆったりと構えてみせると、敵も自分のことのようになって気持ちが弛むものである。そのゆったりした気分が移ったと思ったとき、自分の方から、虚心になって、早く強くしかけて勝つ利を得るのである。』
わかりやすいのは、『レッドクリフ(赤壁の戦い)』における、ある一コマだ。曹操軍の遣いが、旧友である周瑜に近づき、情報を盗もうと企んだ。周瑜は、久しぶりの旧友との再会に喜んだフリをして、酒を飲み、酔っ払い、偽の情報をさも『機密情報』かのように仕立て上げ、酔いつぶれてやむを得ず盗まれてしまった、という状況を故意に作り上げた。『メタの世界』を操ったのである。情報操作に成功した周瑜は、その後の勝負で事を優位に運んだのだ。
トランプ的な数字で考えればわかりやすい。例えば相手が、『K』ほどの強いカードを切ってくる。それだけこちらに対して警戒し、構えているということなのだ。だが、こちらが取る態度が、どう考えても『5』ほどのカードであれば、相手は(Kを切るまでもないか…)と思って、数字を下げて来る。さしずめ、『6、7』辺りまでに数字を下げて来る。そこに隙が生まれる。勝負事をするなら、『ポーカーフェイス』ぐらいは知っておく必要がある。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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