Contents|目次

フランシス・ベーコン『眼を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。運命は盲目だが、見分けられぬものでないから。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

まず、『恋は盲目』の仕組みから解説しよう。権威ある脳科学者が非常に興味深いことを言うのだ。

ヘロインをやっているときと、恋をしているときの脳の状態が、瓜二つなんです。』

 

実は、『恋は盲目』という言葉は、本当なのである。恋をするとき、脳内の『テグメンタ』という部分が活性化していて、実は、これがヘロインを使用しているときの脳の状態と酷似しているというのだ。

 

テグメンタ

つまりこのテグメンタが活性化しているときは、『盲目状態』にあると言っていい。ということは人間が普段見ている景色の正確性も、いささか危ういものになってきそうだ。

 

例えば『詐欺師』がいる。『説得者要因』とは、説得力のある要素のことで、例えば、スーツにネクタイ、整った髪型と体型、理路整然とした会話、正しい礼儀、言葉遣い、これが整っていれば、人は往々にしてその人物を信用してしまう。

 

だが詐欺師である。ここまで考えた時、ベーコンの言う言葉の意味は、どう見えるだろうか。

 

セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOの、鈴木敏文はこう言っている。

 

あるいは、ルソーならこうだ。

 

さあ、霧が晴れて道が見えてきたはずだ。

『眼を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。運命は盲目だが、見分けられぬものでないから。』

 

だが、『運命は曇りがかっていて目を凝らさなければよく見えないが』の方が『運命は盲目』よりもわかりやすい。盲目というのは『目が見えない』ことを意味するため、『運命は盲目』だと、運命側の方がこちら側をよく見えない、という解釈になってしまう。

 

盲目

 

その運命側が、こちらをよく見渡せるように心がけよう、という言葉であればそれでいいのだが、ベーコンはそう言っていない。こちら側が運命を見分けるべきだと諭している。従って、よく目を凝らせば運命は見えるはずだ、というこの記事で解釈したことで合致するはずだ。

 

皆が左に行ったとき、自分もどうしても左に行きたくなる。そこに本当に主体性があるだろうか。例えば、『会衆、モッブ、パニック』という集団心理について考えてみたとき、『会衆』とは、受動的な関心で集まった人達の事。『モッブ』とは、強い感情に支配された集団の事で、暴動が起きるケースなどにあたる。『パニック』は、突発的な危険に遭遇して、群衆全体が混乱に陥ることであるが、だとすると群衆に主体性はない。

 

群衆

 

彼らの目は『盲目』気味である。このことについて一度立ち止まってじっくり考えるべきである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

特別情報

当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

『38の黄金律』へ

 

名言一覧

名言一覧(厳選した500人の8,000の格言)

 

Pickup名言

8000の言葉から名言がランダムに表示されます。偶然あなたに突き刺さる言葉に出逢えるかも∠(`・ω・´)✧!?

名言AI

イソップ『災難によって、人は学ぶ。』 トーマス・フラー『すべての風聞は危険なものである。よい風聞は嫉みを買い、悪い風聞は恥辱をもたらす。』 ショーペン・ハウエル『男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。』

 

関連する『黄金律

『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』

同じ人物の名言一覧

フランシス・ベーコンの名言・格言一覧