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福沢諭吉『人間の心がけは、とかく世を軽く見て、熱心に過ぎざるにあり。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

偉人

ふむ…。

運営者

考察

福沢諭吉の他の言葉を見ても、

 

彼はとにかく達観していて、『達人』の名にも恥じない人間だとわかる。思い悩むことは『必要』だ。だが、『重要』なのは、人生だ。そういう訴えが、彼の言葉からひしひしと伝わってくるのである。

 

人生

 

『人間の心がけは、とかく世を軽く見て、熱心に過ぎざるにあり。』

 

『世を軽く見る』というのは、何も『人生を舐め腐れ』という意味ではない。それはその次の言葉である『熱心になりすぎるな』という言葉からも読み取れるはずである。もし『人生を舐め腐れ』という意味で言っているのであれば、次にくる言葉は『熱心になる必要がない』というものになる。しかしあるのは『なりすぎるな』ということで、『何事もやりすぎはよくない』というニュアンスが込められているということが見えてくるのである。

 

松岡修造は言った。

 

彼らの意見は一致しているということだ。

 

一致

 

また、芥川龍之介は、

 

と言ったが、これも福沢諭吉のこの言葉と近い的を射ている。『世を軽く見る』、『社会的因襲を軽蔑する』、この言葉は二つとも、世間にどっぷりとつかって依存している人間を、そこから『引き剥がす』為に有効な言葉である。

 

そう考えると見えてくるのは、下記の黄金律である。

 

『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』

 

世間や社会というのは『人』であり、その人の評価に依存していると、真実を見誤り、自分を見失い、命を浪費する結果になると示唆しているのである。協調性があるのはいい。だが、協調と同調は違う。流行を追うのはいい。だが、追従してばかりいる人生は、命の浪費である。そのことを肝に銘じて、自分にしか歩けない人生を歩くのが、人の持つべき心がけである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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鍵山秀三郎『私も長年実業の世界にいるわけですが、いま私が尊敬している実業人の皆さんは、 いずれも大きな会社の方たちではありません。』 ショーペン・ハウエル『読書で生涯を過ごし、さまざまな本から知恵をくみとった人は、旅行案内書をいく冊も読んで、ある土地に精通した人のようなものである。』 オプラ・ウィンフリー『運命のひとは必ずあらわれる。 ただ彼は今頃アフリカあたりにいて、しかも徒歩でこっちに向っているにちがいないわ。』

 

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