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シェイクスピア『生きるべきか死ぬべきか。それが疑問だ。』

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ふむ…。

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考察

生きるべきか。死ぬべきか。それが問題だ。

 

立ち向かわず、敵に媚を売れば、あるいは生き延びれるかもしれない。しかしこの世には『生きながらえる』という言葉があって、その言葉が指し示すように、『そこまでして生にすがりついて、何になる。』という考え方があるのだ。

 

モンテーニュは言った。

 

 

目の前で子供が車に轢かれそうになるのを見た時、あなたならどうする?見て見ぬふりをして生きながらえるか。それとも『それは生きながらえることにはならない。私には子供がいるから。』と正当化するのか。あるいは、命を賭して子供を救うか。

 

車

 

では助ける選択肢を取ると言ったあなたは、救った子供の母親が、男をとっかえひっかえするようなろくでなしで、今日も子供をホストクラブの帰り道に、児童相談所に預ける途中だったということだったらどうだろうか。つまり母親に心でこう言われるのだ。

 

(ちっ、余計なことしやがって)

 

自分が『生きながらえたくない』から命を賭して守った。そして運悪く自分は死んでしまった。そして死んだ後、助けた子供の母親から感謝されることはなかった。あるいは、子供も打ち所が悪く、一生障害を負って生きることになってしまった。残された自分の子供の面倒も、見る人はいない。子供は、突如足りなくなったものを急激に欲しがるようになり、突発的な行動をとるようになり、非行に走る。理不尽な世の中に憂い、嘆き、叫ぶが、そうしたところで世の中が変わるわけではない。

 

そして負は連鎖する。

 

だとしたら、その時助けたあの行動は、正しかったのだろうか。それとも、間違っていたのだろうか。この世は『負』なのか。それとも生きるべき、生きがいのある場所なのか。

 

生きるべきか。死ぬべきか。それが問題だ。

 

しかし、『正が連鎖』することもあるのだ。その場合、実の子供が命を賭して人の命を救った親を心から尊敬し、自分もその親に恥じないような生き方をしようと決意し、立派な人間になる可能性もある。

 

またその自堕落な母親が、改心し、子供の面倒を一生見ようと決意し、献身的な人間に生まれ変わって人の心を取り戻し、それで出会った誠実な人と結婚し、もしかしたら障害も治るか、あるいは生活に支障がないまでに回復し、家族そろって幸せの意味を噛みしめ、そこにはいつも、命を賭して救ってくれたあなたの写真が飾られているのかもしれない。

 

家族

 

どう転ぶかはわからない。どうなっても文句は言えない。だが、だからといって見て見ぬフリをして案パイを切り、生きながらえることが本当に正しいのだろうか。それでもし、ソクラテスの言う様に、『死が善いこと』だとしたら?

 

生きるべきか。死ぬべきか。それが問題だ。

 

 

MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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