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ガンジー『誤りを犯すことの自由が認められない自由なら、価値がない。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

シェイクスピアは言った。

 

そこにも書いた、『これからの「正義」の話をしよう』にこういう一文がある。今放送されている、TBSドラマ『MOZU』でもこの物語が引用されるシーンがある。

アーシュラ・K・ル=グィンの短編小説『オメラスから歩み去る人々』。この物語は、オメラスという町の話である。オメラスは幸福と祝祭の町、国王も奴隷も、広告も株式市場もないし、原子爆弾も無いところだ。この町があまりに非現実的で読者が想像出来なくてはいけないからと、作者のル=グィンはオメラスについてもう一つあることを教えてくれる。『オメラスの美しい公共施設のどれかの地下室に、あるいは、ことによると広々とした民家のどれかの地下食糧庫かもしれないが、一つの部屋がある。カギのかかったドアが一つあるだけで、窓はない』。この部屋に一人の子供が座っている。その子は知能が低く、栄養失調で、世話をする者もおらず、ずっと惨めな生活を送っている。

 

 

オメラスの住人は、この少年を、この『窓のない部屋』に閉じ込めておくことで、自分たちの自由と幸せな日々を手に入れているのだ。『取引』、『トレードオフ(二者択一)』、このイメージである。この本では、こういった様々なケースから規範意識を再認識し、『何が正しくて、何が間違いなのか』ということについて、徹底的に考えることが出来る。

 

『オメラスの少年』は『人間』なのだろうか。あるいは、『オメラスの住人』は『人間』なのだろうか。誤りを犯す、という自由を貫いている『オメラスの住人』。誤りを犯すことさえ認められない『オメラスの少年』。この話を持ち込むことで、話の階層が、何階層も深くなる。

 

『誤りを犯すことの自由が認められない自由なら、価値がない。』

 

人は過ちを犯す。だが、往々にしてそこから教訓を得て、学び、糧にし、成長していくものだ。だからガンジーの言うような言葉は正当化されるし、電球の発明をする際に1万回もの失敗を重ねたエジソンのような生き方も正当化される。だが、世の中には誤りを犯し続け、10年、その場で足踏みをし続ける人間がいる。私の部下がそのうちの一人だ。彼は『眠くなる』というただそれだけの言い訳で、10年経った今も遅刻を繰り返す。それも、1、2時間級の遅刻だ。

 

普通の会社ならとっくに首になっている。だが、とある事情によって首にはしない。そんな状況も手伝っているかもしれないが、しかし普通の人間なら、この10年の間に交わされた幾多もの約束をそう簡単に裏切れない。

 

約束

 

ガンジーはそう言うが、彼は一体いつまでその『過ちを犯す権利』を主張し続けるつもりだろうか。目の前でそれを毎日のように見せ続けられているこちらの立場としては、一分一秒でもその権利を捨ててもらいたいのだ。

 

教育の髪、森信三は言った。

 

私は森信三に負けると思っていない。だから彼がそれをひた守ったのなら、私もそれを守る。だからこそ10年岩壁に刻み込むような真剣さで教育をしてきた。私の熱意が勝つか、彼の怠惰が勝つか。答えは簡単である。私が勝つ。だが、彼は『負ける人生でもいい』と諦めるような人間だ。まるで、チョキがグーに勝つことが永久にできないように、この世には負け続け、過ちを犯し続ける人間も存在するのだ。

 

 

 

MEMO
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