Contents|目次

ナイチンゲール『私たちは、自分が誉められるためにではなく、私たちが選んだこの仕事に名誉をもたらし、それを前進させるために、心を打ち込んで事を成し遂げていこうではありませんか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者

ふむ…。

考察

例えば私もリサイクルとリユースの会社を運営していて、『ゴミを扱うのに、そんな車使うのはもったいないですね』と言うような、どこかこう、この業界に対して斜に構え、決めつけてかかる人間が多い印象を、当初たくさん得た。しかし、『そんな車』と言っているところからわかるように、私は彼らにとってのその『ゴミ』を、『資源』だと思って見ている。

 

 

だとしたら、『そんな車』にそれを載せるのはごく当たり前の発想だ。こういう気持ちのズレが、この業界内にもあるのだ。

 

とりわけ、ナイチンゲールが息をしたこの時代は、看護婦などという職業は、『浮浪者』か、『売春婦』というような、劣悪なイメージと環境を強いられていた。富豪だった彼女の父は、『看護師などという言葉を口にするな』と、彼女に激昂していたほどだったのだ。そんな背景を押さえたうえでもう一度この言葉を聞くと、ナイチンゲールの強い意志と、自分の職業にかける情熱、そして揺るぎない誇りを感じ取れることが出来るはずだ。

 

どの業界も、その瞬間に光り輝いていなければ、携わる価値のない仕事だと、揶揄されがちである。だが、実はそれでいいのだ。世の中の大勢の人がそういう人たちじゃなければ、ナイチンゲールは、別に偉人ではなく、普通の人だった。凡人がいるから、偉人がいる。黒があるから、白が際立つ。くじけそうになるときがあるのなら、そんなことを思い出せば、難なく乗り越えられるだろう。

 

セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長兼CEOの、鈴木敏文はこう言っている。

 

人の意見などは全く関係ない。いやむしろ、その反対を行けばいいのだという、道標なのである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

必見

当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

『38の黄金律』へ

 

関連する『黄金律

『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』

『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』

『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』

『「生きる」ということの本当の意味とは。』

同じ人物の名言一覧

ナイチンゲールの名言・格言一覧