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ナイチンゲールの名言・格言一覧

イギリス看護師。生誕1820年通称『白衣の天使』。フローレンス・ナイチンゲール(画像

名言一覧

18個あります

『すべてを思い通りに成し遂げるのでなければ、何もなさなかったと同じなのである。』

『恐れを抱いた心では小さなことしかできないでしょう。』
『私は、人の想いというものが言葉に変わることで無駄になっているように思います。人の想いは皆、結果をもたらす行動に変わるべきだと思います。』
『総婦長は病院中で最もすぐれた看護婦である。』
『病院は患者に害を与えてはならない。』
『今年で30歳になる。キリストが伝道を始めた歳だ。もはや子供っぽいことは終わり。無駄なことも、恋も、結婚も。』
『立派な男性が求婚すれば、女性がそれを受諾しない理由はない、という考えにはまったく賛成できない。』
『進歩し続けない限りは、 後退していることになるのです。』
『価値ある事業は、ささやかで人知れぬ出発、地道な労苦、少しずつ向上しようとする努力といった風土のうちで、真に発展し、開花する。』
『人生は呑気な楽しい休日でも、気の利いたことが記されている書物でもありません。』

10。
『ともかくもその人の行動の動機となる力、それが信仰なのです。』
『私たちは、自分が誉められるためにではなく、私たちが選んだこの仕事に名誉をもたらし、それを前進させるために、心を打ち込んで事を成し遂げていこうではありませんか。』
『人生でもっとも輝かしい時は、いわゆる栄光の時でなく、落胆や絶望の中で人生への挑戦と未来への完遂の展望がわき上がるのを感じたときだ。』
『自分の命より大切なものが多くなると、人間、気苦労が多くなる。』
『子を失う親のような気持ちで、患者に接することのできない、そのような共感性のない人がいるとしたら、今すぐこの場から去りなさい。』
『私はすべての病院がなくなることを願っています。』
『正義なることが魂の健康である。』
『天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。』

18。

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ナイチンゲールの格言と向き合って内省する

フローレンス・ナイチンゲールとは(画像

イギリス看護師。生誕1820年通称『白衣の天使』。フローレンス・ナイチンゲールは1820年5月12日に生まれ、1910年8月13日まで90年の生涯を送った看護師であり、統計学者でもあります。看護師としての規範として幅広く知られる人物で、その逸話は主に1853年から1856年の間に行われたクリミア戦争での献身的な活躍を中心として知られています。過酷な戦場において敵味方の区別なく傷ついた者を助けたエピソードは、伝記などで幅広く流布されているものになっています。

ナイチンゲールが後世に残した功績としてはそのようなエピソードや看護師としてのあるべき姿だけではなく、学者や教育者としての実績も大きいです。本人曰く看護は自分が果たさなければならなかった役割の中でも最も重要でないものだったとしていて、医療に関わる人間として当然のことをしたまでだという考えを持っていたことが伺えます。このような考えや姿勢も、ナイチンゲールを看護師としての模範であるとする方が現在でも多く存在する要因のひとつでもあります。

人を救うことに対して特に深い執着を持っていたという人物であり、当時の感覚でも常識を超えた量の仕事をこなしていたと言われています。体力の限界などは考えず、自身が病に侵されても人の看護を続け、自身に対しても他人に対してもとても厳しい姿勢で仕事に臨むという苛烈な性格の持ち主でした。「打ちのめされたですって?あなたはただ勝負を諦めただけではないのですか?それも勝つ方法が全てあなたの手の中にあるのにです!これはとても立派な勝負なのです!」という名言が示すように、自身の役目を果たすために戦い続けた人物です。