名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
『限界効用の逓減』とは、例えば、仕事終わりのビールは美味いが、二杯目、三杯目と味が落ちていく現象のことである。もう、これで十分だ。
人間とは、『幸せに慣れてしまう』生き物なのである。長く続くと、それが『苦痛』になるのだ。『マンネリ』という言葉にもあるように、人間とは、そういうものなのである。
この手の話で何度でも引用するのが、 作家の五木寛之の著書『大河の一滴』にある、この一文だ。
あるシベリア帰りの先輩が、私に笑いながらこんなことを話してくれたことがある。
『冬の夜に、さあっと無数のシラミが自分の体に這い寄ってくるのを感じると、思わず心が弾んだものだった。それは隣に寝ている仲間が冷たくなってきた証拠だからね。シラミは人が死にかけると、体温のある方へ一斉に移動するんだ。明日の朝はこの仲間の着ている物をいただけるな、とシラミたちを歓迎する気持ちになったものだった。あいだに寝ている男が死ぬと、両隣の仲間にその死人の持ち物、靴や下着や腹巻や手袋なんかを分け合う権利があったからね。』
生きているだけで、丸儲けなのだ。
更にこの言葉の重みを理解するなら、下記にリンクした黄金律を見るのが良い。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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ツルゲーネフ『幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。』 カルロス・ゴーン『優先順位の低いことをいくら上手にやっても、それは時間、才能、労力、資源のムダになってしまう。』 土光敏夫『利益とは、リスクに対する対価だと言わねばならぬ。』