夏目漱石『馬は走る。花は咲く。人は書く。自分自身になりたいが為に。』
日本の作家 夏目漱石(画像)
名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!
考察
『自分の存在証明』。
それは、デカルト曰く、
ということになるだろうか。
アイデンティティ(身分証明)を果たすためには、夏目漱石曰く、
『馬は走り、花は咲き、人は書く。』
のだ。それは確かに、うなづける話である。しかしドイツの詩人、シレジウスがこう言っている。
『薔薇はなぜという理由もなく咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。 薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない。』
だとすると、古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスが言う様に、
ということなのかもしれない。つまり、そんな(アイデンティティを果たす)ことを考えているのは、人間だけなのかもしれないということだ。
自分がそのポテンシャルと環境に生まれた意味はわからない。わからないが、自分が出来ることは、自分に出来ることの、最善を尽くすだけなのだ。
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著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
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この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。
9.『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには競争優位性がある。
10.『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
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夏目漱石『馬は走る。花は咲く。人は書く。自分自身になりたいが為に。』
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