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コナン・ドイル『想像力がなければ、怖いものはない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

ロシアの作家、アルツィバーシェフは言った。

 

私はかなり『繊細』な方で、悪くいえば『神経質』ということになる。そして、『無神経』な人を何人も見て来た。私からすると、彼ら無神経は『想像力の欠如』。文字通り、神経が通っていないから『痛み』を知らず、それゆえ、『人の気持ち』がわからない。

 

ホイットマンは言った。

 

彼らは寒さに凍えた者に、温かい毛布を掛けてあげる配慮に欠けている。それが、無神経な人のデメリットなのである。

 

配慮

 

だがもちろん彼らにもメリットはある。例えば、どんな場所でもグースカと寝ることが出来るのだ。これには、さすがの私も、芝が青く見える。安眠こそが、人間の絶対軸なのだ。繊細な人間のメリットは書いたとおりだが、デメリットはこの通り、『なかなか寝付けない』ということ。そして、感受性と想像力が豊かすぎて、無駄なことについてぐるぐると考え込んでしまうことがあるのだ。

 

 

例えばフロイトは、

 

と言ったが、宗教もある種同じようなものである。私の両親は物心ついたときからクリスチャンだったから信仰心がある人間のことはよくわかるつもりだが、彼らは皆、『想像力豊か』である。だからこそ信仰心を持たずにいられない。その繊細で複雑な思考回路の空いた空白を埋めるために、宗教が必要だったのだ。

 

クリスチャン

 

自分の罪とどう向き合っていけばいいか。生きていていいのか。死んだらどうなるのか。この世はどうして存在するのか。そういう、答えの見えない問題について堂々と語ってくれる各宗教は、想像力豊かな人間にとって、有難いお布施なのである。両親がそういう性格のおかげで私の半生はめちゃくちゃだった。だが、今のは客観的な視点を取り入れただけで、別に自分としてはこの波乱に満ちた人生を気に入っている。また、想像力豊かな性格をしっかりと受け継いだ私は、こうしてこのようなサイトを作ることができる人間になった。有難い話だ。

 

繊細で、複雑で、想像力豊かだからこそ人一倍葛藤し、傷つく。だがそのたびに自分という一つの『彫刻』が出来上がっていって、それが繊細であればあるほど、群を抜く創造物となる。

 

『想像力がなければ、怖いものはない。』

 

コナン・ドイルとフロイトの言葉を考えたとき、では私に宗教に関する想像力がないのかというと、以下の記事を見るべきである。私は、『四聖』に数えられる、

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

世の偉人たちと向き合って、

偉人

 

以下の記事を捻出した。

 

『世界平和の実現に必要なのは『真理=愛=神』の図式への理解だ。』
『真理(愛・神)から逸れれば逸れるほど虚無に近づく。』

 

私はこれで、両親よりもはるかに想像力がある人間であると証明したつもりである。つまり私は、宗教のその先の答えへとたどり着き、無宗教で生きていける人間になったのだ。

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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