名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
何しろ『思考は現実化する』という本があるくらいだ。そしてそれになぞらえて、ブッダの言葉の超訳として書いた記事、
も、この話を強く後押しするものになっている。
この本の著者、ナポレオン・ヒルの師、アンドリュー・カーネギーが、このウィリアム・ジェームズと同年代に生きていることは、この言葉とは無関係ではなさそうだ。見るべきなのは以下の黄金律である。
この二つの黄金律が、ウィリアム・ジェームズの言葉を完全にとらえている。
彼が言ったこの言葉も、今回の言葉と無関係ではない。アウトサイド・インの発想をする人間は、一生と言い切っていい。自分の運命を変えることはできないだろう。私はこう力強く主張する理由は、まず私自身が自分で経験して、強くそう感じたからだ。
私も他力本願で主体性がない時代、常にアウトサイド・インの発想をしていて、責任転嫁し、あるいはチャンスが向こうからやってくるという淡い期待に縋り付いていた。だが、その発想の延長線上にあったのは虚無だった。やり場のない怒り、見て見ぬ振りができない違和感、それらは間違いなくその道が間違った道であるということを、私に教えるサインの一つだったのだ。
ある時私はそのサインを見て見ぬふりをするのをやめ、自分から行動することを心掛けるようになった。主体性である。つまりインサイド・アウトを重んじるようになったのだ。すると面白いように結果は自分の思い通りになっていった。なんせ、自分で行動すれば、行動したときにその行動によってどういう結果になろうとも、その結果に責任を持つことができるようになったのだから。それはつまり、『カギはいつでも自分が握っている』ということを意味していたのだ。
(そうか。だとしたらコントロール可能だ。)
私は逃げるのではなく、向かっていった。すると一気に風向きが変わった。私はこうやって、インサイド・アウトの重要性を確実に理解していった。そしてもう一つは10年間同じ場所で足踏みしている部下の人生だ。彼に『入社初月』から要求されているのは、
- 主体性
- パラダイム転換
- インサイド・アウト
だ。だが、彼は10年の月日が経ったというのに、未だにこの3つの条件をクリアすることができていない。そして、例えば3か月の間に10回遅刻するとか、そういう凡ミスを未だに繰り返しては、そのたびに後悔しているのである。彼は待っていれば誰かが救ってくれる?いつか誰かが救いの手を差し伸べ、急に彼は可能性のある次のステージへと運んでくれる?とんでもない。見るべきなのは以下の黄金律だ。
『基礎工事をしない建築物、基礎土台をおろそかにする人間。どちらもその限界は、知れている。』
彼はここに出てきたすべての黄金律を理解しないうちは、たとえ後10年、20年経とうが、その運命を変えることはできないだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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