『ヒト』を最適化しよう。

ヘレン・ケラー『心ある人々が悪魔との戦いに長い時間を費やしています。これは素晴らしいことですが、その人たちが同じエネルギーを人々のために使えば、悪魔は退屈してすぐに退散してしまう。』

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ふむ…。

考察

この『悪魔』をどう解釈するかだ。まさか、『戦争の相手』とか、『テロリスト』ということだろうか。しかし、その後に、『そのエネルギーを人々の為に使おう』としているところから、その対象が『人』ではないことがわかる。

 

だが、戦争の相手やテロリストと闘う時は、そもそも、相手を『人』としてみなしていないから、殺害するのであって、やはりもしかしたらこの『悪魔』という言葉は、それらを指し示すものの可能性が消えない。

 

だが、考えたいのはヘレン・ケラーという人間の人物像だ。恐らく彼女が、そういうことを言う可能性は低い。だとしたら注目したいのは、『悪魔は退屈してすぐに退散する』という最後の言葉である。前述したようなものが対象なのであれば、そういうことはあり得るだろうか。いや、あり得ないだろう。鎮圧化しないと、ますます悪化することもある。

 

 

ここで注目したいのはドストエフスキーの言葉だ。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、 イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。

 

『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。なるほど、これならヘレン・ケラーが言う『悪魔』の正体がわかった。悪魔、それはつまり魔性であり、罪だ。

 

人間がこれらの悪い心と戦うこと自体は、素晴らしい。だが、そこで使っているエネルギーを、もし『他人の為』に遣えば、つまり、その戦場を『心』から『他人』に移すことが出来れば、その他人を救済することができ、更には、そうこうしているうちに、それ自体が『良心』的な行動なのだから、自分の心から『悪心』は消え去ることになる。

 

 

 

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