名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!
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考察
そもそも、『怒られるのが好き』とかいう奴は、妙な性癖があるとしか思えない。普通、『怒られた』ということは、そこには自分が犯した失態があるのだ。それなのに、その状況を『好き』とかいう奴は、既に道を踏み外している。往々にしては、怒られることが嫌いだ。それでいい。その『嫌い』の原因は、『自分が犯した失態』について、ふがいなさを感じているのかもしれないし、未熟さが悔しいのかもしれない。
だが、それはとてもいいことだ。その気持ちを大事にすれば、延長線上は、全ての弱点を克服した、卓越した自分が完成されているのだ。
今や誰もが知る存在となった一流選手、元楽天のマー君彼は、野村監督に指導されていた20歳やそこらの時代に、記者に対してこう言っていた。
『別に褒められたいとは思わないです。褒められて喜ぶということは、『お前はここまでの人間だ』って言われているのと同じだと思うから、褒められて喜ぶのは、二流だと思います。叱られるということは、『お前はまだまだ伸びる』って言われているのと同じだと思うから、叱られて喜べなければ、一流にはなれないと思います。』
つまり、怒られ、叱られるとき、そこに生まれるのは『嫌いだ』という感情だ。それは、理不尽な説教をした指導者に対してではなく、自分の不甲斐なさに対する感情なのだ。だが、筋が通った指導者の意見は、傾聴に値する。その後も、怒られるのは絶対に嫌だが、もし自分が叱られたのであれば、それは自分の努力不足だ。
その時、この指導者の意見は素直に耳を傾けた方が、『自分の為』だ。指導される側は、そう思わなければならない。そして、指導する側は、そう思わせなければならない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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