偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
人間に虎が秘められていることを考えると、そこに垣間見えるのは『理性』と『野生』である。何しろ、『犬に虎が秘められている』とか、『蛙に虎が秘められている』ということにはならない。犬は犬であり、蛙は蛙だ。それを100%生きていて、急に虎に化けたりすることはない。だとすると『理性と野性』だ。理性という化けの皮を剥がしたところに、野性的な虎がいるのである。
では、その『野生の虎』を放し飼いにしてはならないのであれば、いっそのこと殺してしまえばいいのだろうか。
岡部伊都子は言った。
岡部伊都子の言う通りだ。それでは、人が、人でなくなってしまう。理性と野性が両立するのが、人間なのである。人間の『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らの罪の定義とは、上から順に、『利己、無知、執着、罪』である。キリストの言う『罪』とは、紐解くとヘブライ語の『的を外す』という言葉に辿り着く。キリスト教の7つの大罪とは、
- 傲慢
- 強欲
- 暴食
- 色欲
- 怠惰
- 嫉妬
- 憤怒
が挙げられるわけだが、それを見てもわかるように、それらは『欲望を間違った方向に向けた結果』であり、キリストの言う『罪』とはつまり、そういうことなのである。いや、利己も無知も執着も全てそうだ。間違った感情の持っていき方なのだ。そしてここで言うなら、これらは『虎が暴走した結果』だ。人間は、その虎を『放し飼いにする』のではなく、『断固として管理する』ことが求められている。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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