偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
モンテーニュはこうも言う。
その言葉と照らし合わせて今回の言葉を考えると、『ふさわしい生き方』というのは、いささか容易に出て来るありきたりの生き方では、合点がいかない。思慮が浅く、軽薄で、軽率では無理だ。この答えを捻出するために潜る思慮の深さは深く、見渡すべき光景も、浮世から離れた高い山の上からでなければダメだ。
『生きなければならないだけの人生』とは?『ふさわしい生き方』とは?例えば、犬を虐待している人間を見かけたとしよう。その人間と取っ組み合いになり、何とか犬を助けたとしよう。だが、その取っ組み合いの最中に踏み潰された昆虫が居たとしたら、どうだろうか。
気づかないうちに、殺してしまったのだ。だが、意識の上で自分は、充足している。何しろ犬を助けた。まるで、ヒーロー・ヒロインだ。だが実際には『無駄な殺生をしてしまった』のである。
もう一度考えてみよう。
『生きなければならないだけの人生』とは?『ふさわしい生き方』とは?
容易ではないと言ったはずである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』