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宮崎駿『実写は楽ですからね。ビールが美味しいでしょ、一日労働するから。そうするとそれで充実しちゃうんですよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『実写は楽ですからね。ビールが美味しいでしょ、一日労働するから。そうするとそれで充実しちゃうんですよ。どうも実写の人を見てると、そういう感じがするんですよ。』

 

 

宮崎駿が言うのは、『限界効用の逓減』という概念、まさにそのままだ。それは例えば、仕事終わりのビールは美味いが、二杯目、三杯目と味が落ちていく現象のことである。『それで充実しちゃう』と言うと、まるで『充実してはいけない』という風に聞こえるが、道理で考えるとそんなわけがないのだ。だとするとどういう意味かと紐解くと、そうではなく、『そこで満足していいのか』という、物づくりの匠の眼光が鋭く光る、これはワンシーンなのである。

 

世界のクロサワこと、黒澤明は、作中で読まれることのない、封筒の中の手紙までスタッフに作り込ませた。しかし、こう言うのだ。

 

同じように宮崎駿も徹底的に細部にこだわり、『風立ちぬ』のワンシーンでは、たった4秒のそのシーンにかける時間、実に1年3か月。物事を突き詰めたプロ、匠、一流の人間は知っている。『枯渇』させることが、エネルギーを爆発させるカギであると。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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