『ヒト』を最適化しよう。

ヘンリー・ミラー『人はみな自分の運命を持っている。唯一やれることは、どんな結末になろうと、それに従い、受け入れることなのだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

ここで考えたいのは、この事実をどのような論理で解釈するかということである。まず真っ先に頭に浮かぶのは、『人生は、自分の思い通りに行かない』という事実だ。思い通りに行ったと思ったら、次の日、交通事故で死んでしまう。あるいは、最愛の家族が亡くなってしまう。こういうことがあるのだ。

 

事実、私の周りでもある。私の家族内でも、ある。私の父親のことで言えば、順風満帆に行っていたと思った自分の人生が、立て続けに起きた不測の事態によって、激しく動揺し、身体を壊し、肝臓がんに侵され、50歳やそこらで亡くなってしまった。その時私は、17歳だった。例えば、こういうことがあるのだ。

 

問題は、その『思い通りに行かない事実』を、どう捉えるかだ。隠蔽するか、悲観視するか、『神』等の『主』を置くか、それでも『主』を自分とするか、パッと思いつくだけでも、このような様々な解釈の仕方がある。

 

『隠蔽(現実逃避)』は、傲慢不遜に陥る人間がやることだ。この事実を受けた時、『そんなはずはない。俺だけは別だ。』等と言って、それでも思い通りに事を運ばせようとする。意外なことに、このような人間は多い。『悲観視』する人間は、例えば、自殺することを考える。(どうせうまくいかないなら、生きていたって意味がない)と考え、心が虚無に覆われて、やる気を失くし、生きるモチベーションを失う。

 

 

『神等の第三者を主とする』人間は、『人事を尽くして天命を待つ』というスタンスもここに含まれるが、そういう絶対的な力を持ったこの世の主を信じることで、この世の一切の理不尽や、矛盾に対し、意味を持たせ、空虚な混沌の闇に心が侵されそうになっても、『全ては神のおぼしめし』として、『理由があるのだ(ご意志なのだ)』と言って、結論付けることで、試練の壁にぶつかっても、心が崩壊しないよう、へこたれないように、力を失わないように努める。

 

『それでも主を自分とする』人間は、主体性がある。ナポレオンは言った。

 

この様な人間は『傲慢不遜』な隠蔽体質の人間とは一線を画し、予期せぬ自分の運命すら、『最初からそれは想定済みだ』として、『そのゴールがわかっていたから、全速力で走ってきたのだ』と言って、最後の一呼吸が終わるまで、エネルギー源の捻出方法を画策し、自分の命を決して無駄にしないように、例えば、子々孫々へと遺すべく『一流の資産』を考え抜く。

 

三流は金を遺す、二流は事業を遺す、一流は人を遺す。

 

三木清は、

 

と言い、ナポレオンはこうも言い、

 

ウッドロー・ウィルソンもこう言ったが、

 

自分の人生の舵を握る人間は、『運命という必然的な結果』を受け入れながらも、かつ、『しかしそれは偶然ではない』という主体性を持っていて、『だとしたらコントロール可能だ』という命の炎を燃やしつつ、それを子々孫々に受け繋いで、更なる人類の高みに貢献するという、最高のリレー走者となって、決して人生を無駄にしない。

 

彼らは自分の命を終える時、もれなく『運命を受け入れる』ことになるだろう。しかし、その受け入れ方によっては、この唯一無二の命の躍動に、大きな差が出るのだ。

 

 

 

 

MEMO
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