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シベリウス『批評家の言うことを決して聞いてはいけない。これまでに批評家の銅像が立てられたためしはない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

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考察

人があれこれ言うのは通常だが、人にあれこれ言われ続ける人は、異常である。

 

ドイツのロマン派、ハインリッヒ・ハイネは言う。

 

『異常』というのは『平均値から外れている』ということを指す。体温が36.5度の平均の場合、34度も、41度も、同じように『異常』となる。『IQ』もそうだ。IQの平均値は100であり、85–115の間に約68%の人が 収まり、70–130の間に約95%の人が収まる。つまり、65や、140の人は、『異常』ということになる。そう考えると、『基準(平均)からズレた現象を、ズレた後に批評する批評家』は、ただただ『事象に反応しただけ』に過ぎない。

 

わぁ、40度も熱が出ましたねえ!

 

熱

 

と言っているだけの人だ。気にすることはない。

 

(たしかに。見ればわかるけど)

 

で終わりだ。他の人でも言える。セオドア・ルーズベルト 元大統領は言う。

大切なのは評論家ではない。 実力者がどのようにつまづいたか、善行家がどこでもっとうまくやれたかを 指摘する人物はいらない。顔を泥と汗と血でよごしながら、実際に現場で闘っている男。勇ましく立ち向かっている男。何度も判断を誤って、期待に添えない男。おおいなる熱意と献身についてわかっていて、りっぱな大儀に身をささげている男。最善の場合は、最終的に大成功をおさめた喜びを知っている男。最悪の場合は、たとえ失敗したとしても、 勝利も敗北も知らない、冷たくて臆病な連中とは違う、 あえて勇敢に立ち向かった結果として失敗した男。そういった男たちをこそ、称賛すべきなのだ。』

 

言うは易く行うは難しだ。あるいは、旭硝子創業者、岩崎俊彌に言わせれば、

 

ということなのである。

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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