偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
偉人
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考察
実に2年以上もの間自給自足による森の生活を続けたソロー。世界一の大学、ハーバードを卒業し、教師の道を進むが、当時の教育方法に納得がいかず、この言葉を残して我が道を進んだ。ソローはハーバードを出ているにも関わらず、およそその学歴とは関係のない職歴を持つ。私も一度、考えた。ロケットのカタパルトのように、目的を達成するまではその勢いを借りるが、目的を達成したら途中で切り捨て、あるいは乗り換える。そういう金儲けのやり方が賢く、みんな、その手段を使い、最初は拝金的なのだと。
しかし、『そう考えない人間がいる』という事実を真正面から受け止めたとき、私は恥を知った。たった一度の人生を生きているにも関わらず、安易な生き方に依存し、誰にでもできるような軽薄な考え方しかできない自分は、本当にこの唯一無二の命を大切に出来ているのかと。40代でこの世を去ったソロー。確かに、お金があればもう少し生きたかもしれない。だが、20年、30年『生きながらえる』ことに、何か意味があるのだろうか。『生きながらえなかった』からこそ、ソローは歴史の中で生き続けるのだ。
彼のように気高い信念を持って、この世を生きることは、容易ではない。だが、だからこそ彼のような生き様は、後世の数えきれない勇者に、勇気を与えるのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』