偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
ふむ…。
運営者
考察
『事業で一番大切なのは、信用できる人物を得て取り締まりの手を省くという事にある。番頭や手代が商売しながら取り締まりの事も兼ねるのは、大工と普請奉行と二役を勤めるのと同じことなのだから、たとえ給料を高くしても主人にとってはるかに得であり、結局、双方共に利益となるであろう。』
とても大切なビジネスにおける合理的な考え方だ。会社を大きくしていく責務を背負う人間にとって、決して見て見ぬフリは出来ない、王道的な叡智である。
だが、『一番大切な事』ではない。もちろん、この福沢諭吉の言葉を断片的に切り取って解釈しているは私だから、彼に問題は一切ないが、『一番大切な事』は、経営の合理化ではなく、その企業がなぜこの世に存在し、その船を通して何を為し、何を遺すべきか、という『理念』である。それを理解していなければ『利』に傾き、『義利合一』のバランスが崩れ、淘汰されることを余儀なくされるだろう。
MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
必見
当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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