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安藤楢六『最初から和尚はいない。ふき掃除から洗濯まで、小僧の苦労を重ねてこそ大和尚になれる。』

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ふむ…。

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考察

阪急電鉄創業者、小林一三は言う。

 

下足番だとか、トイレ掃除だとか、あるいは、芸能人とか、スーパーモデルとか、そういう外的印象だけで差別している人間に、一流の人間などいない。それらの発想は、肉体的基礎が出来ていないのにカンフーの奥義を学ぼうとするのと同じだ。有名人にも馬鹿はいるし、雑用をやる人間にも一流の卵がいる。むしろ往々にして今、一流として一線で活躍している人間は、しっかりとした下積み期間を腐らずに経験してきた人間である。

 

野球界の打撃の神様と言われた、川上哲治は言っている。

 

とかく人間は華やかな一面しか見ようとしない。それは、性だ。儚い人生を少しでも尊くしようと願う、想いだ。だが、打ち上げられた鮮やかな花火は、手間暇かけて玉を作った、職人の努力があってこその賜物である。

 

玉

 

渋沢栄一の著書、『論語と算盤』にはこうある。

かく列挙した秀吉の長所の中でも、長所中の長所と目すべきものは、その勉強である。私は秀吉のこの勉強に衷心(ちゅうしん…心の奥底)より敬服し、青年子弟諸君にも、ぜひ秀吉のこの勉強を学んでもらいたく思うのである。事の成るは成るの日の成らずにして、その由来するところや必ず遠く、秀吉が稀世の英雄に仕上がったのは、一にその勉強にある。

 

秀吉が木下藤吉郎と称して信長に仕え、草履取をしておった頃、冬になれば藤吉郎の持ってた草履は、常にこれを懐中に入れて暖めておいたので、いつでも温かったというが、こんな細かな事にまでわたる注意は余程の勉強家でないと、到底ゆき届かぬものである。また信長が朝早く外出でもしようとする時に、まだ供揃いの衆が揃う時刻で無くっても、藤吉郎ばかりはいつでも信長の声に応じてお供をするのが例であったと伝えられておるが、これなぞも秀吉の非凡なる勉強家たりしを語るものである。

 

豊臣秀吉は織田信長の草履取だった。信長の草履を懐で温める。そういうことを下っ端時代にやり続けたのである。

 

『最初から和尚はいない。ふき掃除から洗濯まで、小僧の苦労を重ねてこそ大和尚になれる。』

 

一歩の積み重ねを軽んじる人間に未来はない。

 

 

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