偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
野球人とは思えない、人として研ぎ澄まされたこの言葉。これに初めて私が出会ったのは、今から13年も前の事だった。書いたとおり、私はこの人物を知らなかった。『企業は』などと言っているから、なおの事だ。私が見たその格言書には、川上哲治とだけ書いてあったのを覚えている。しかし、鮮烈な印象を残したのだ。まだ20歳にもなっていない、未熟な私の心にである。
私はそれまでの半生で、自分の身にあった不運を、親や、人や、周りの環境のせいにして生きながらえていた。本当にそれら周りのせいだったことも、厄介な事実だった。例えば、宗教の強要である。
これは、まだ未熟だった私の心を、これ以上ないほど苦しめた要因の一つだった。
(どう考えたって周りが悪いだろ)
そうやって言い聞かせ、私は自分の権利を奪おうとする全ての存在に牙をむき、やりたい放題の人生を生きた。『自由奔放』と『自由闊達』では意味が違う。他を気にせずやりたいことをやるのが前者、小事を気にしない解放された心があるのが後者。私がなりきっていた人間は、せいぜい10代の考え得る自由奔放な無法者だったのだ。『インサイド・アウト(内から外へ)』。これが、今回のテーマのカギとなるキーワードである。
『許せない』?そりゃあそうだろう。だが、『赦す』のはどうだ。
ブッダは言う。
たとえどんなに漆黒の闇に堕ちようとも、自分の魂の光の輝きまでをも、その闇に埋没させる必要はない。光は、闇をも凌駕する。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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