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宮崎駿『本当にこのままのやり方でつくり続けるなら、ちゃんと待遇をしなきゃいけないなっていう。だけど、ちゃんとし待遇をすると絶対生産性が悪くなる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『魔女の宅急便のときは、本当にみんな貧乏になっちゃって。作品の精度を上げようと思って、一枚あたりに手間がかかるようになると、能率が上がらないから貧乏になっちゃうんです。原画を描いていても給料が10万円にいかない子とかね、そういうのが出始めちゃった。本当にこのままのやり方でつくり続けるなら、ちゃんと待遇をしなきゃいけないなっていう。だけど、ちゃんとした待遇をすると絶対生産性が悪くなる。社員化なんかしたら生産性が悪くなるのは、もう目に見えてるんです。だけど、つくり続けるならそっちを選ばなきゃいけない。』

 

 

仕事というのは、一見すると矛盾している。社会の為だとかいって、その社会人からなるたけ多くの金を集めることを常に念頭に置く。本当に社会の為を思うなら、本当の本当は、無料で奉仕するのが最善の形である。そもそも、『金』がいるのかどうかだ。『法律』もいるのかどうかだ。

 

孔子は言った。

孔子

 

ブッダは言った。

ブッダ

 

あるいはルソーは、

 

と言って、『人間は元々平等だったが、 その平等さを追い求めた結果、『不自然な不平等』が起きた』 と言う。それが『法律』、『政治』、『家族』、『勤労』といった『社会制度』であり、地位や名誉、そして財産による階級の差異、差別化なのだと。つまり人間はジレンマを抱えている。あるいはパラドクス(逆説)に巻き込まれてしまう。

 

人の為、なのに人から金を取る。良いものを作りたい、なのにそれを追求するとそれが追及できない。

 

果たして『良質』とは?

 

関連リンク:『良質』を紐解くために避けて通れない15のトピック

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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