名言を自分のものにする

広告

名言

 

 

 >  >  >

 

ゲーテ『豊かさは、節度の中にある。』

ゲーテ


ドイツ詩人 ゲーテ画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


節度を守らないという状況を思い浮かべた時、『羽目を外す』という状態を想像できるだろう。『羽目』とは、馬を制するために口に噛ませる「馬銜(はみ)」が語源だ。馬を野生化させないためにつけておく金具の事である。

 

 

あれを外してしまうと、野生化してしまう。それを抑えて理性的に行動させようというのが、『羽目』という金具である。

 

ソクラテスは言う。

ソクラテス

『満足は、自然の与える富である。贅沢は、人間の与える貧困である。』


あるいは、ブッダならこうだ。

ブッダ

『足るを知る者は富む。例えば、水を飲むだけで人は、涙を流せる。』(超訳)

 

我々には『羽目』という理性が必要なのだ。それは、節度であり、節制である。

 

例えば、『それ』をないがしろにして暴走したとする。暴飲、暴食、強姦、暴動、交通ルールを無視して暴走したと思えば、ところ構わず排泄物をまき散らす姿がそこにある。そこにあるのは本当に『豊かさ』か、あるいは『後悔』か。冷静になって考えてみると良い。

 

ショーペン・ハウエルは言った。

『富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが渇いてくる。』

 

飲めば飲む

 

追記:本日某有名人が淫行によって書類送検された。女子高生との淫行問題が浮上し、世間を騒がせたのである。私は男として、その気持ちはわかる。わかるが、世の中には『わかっちゃいるけど、わかっちゃいけない』ことがあるのだ。

 

例えば、腹が立つ人を殴りたい気持ちはわかる。自分の家族を事故死させた人を殺したい気持ちはわかる。だが、それを公に認めてしまうと社会はどうなるだろうか。

 

例えば、ボリビアのある地域では、『リンチ』行為が常識的に浸透している。警察に捕まってつるし上げにされている状態の加害者を集団でさらって、みんなでリンチし、殺害してしまうこともあるというのだ。『私刑』を行うのである。

 

ボリビア

 

その地域では強盗や強姦が多く、そういった私刑が常識的に存在すれば、抑止力になると地域の人間は考えているようだ。しかし、なぜだかそのような常識が全くない日本では、強盗も強姦もその地域ほど多くない。

 

そう考えると、その私刑の存在の信憑性が疑わしくなる。それがあってもなくてもその地域の人々の思想にある種のパラダイム転換が行われない限り、その手の犯罪はなくなることはないだろう。

 

例えば、日本文芸社『脳とカラダの不思議』にはこうある。

 

-----------▼

 

一般の動物は、育てやすい季節に出産を行えるように発情期というものが脳の中にプログラミングされているが人間の場合はいつでもセックスが可能だ。これは、脳の中の大脳皮質が深く関係している。

 

生殖に関するメカニズムを担っているのは脳幹にある視床下部であるが、人間の場合は大脳皮質の前頭連合野も性行動に深く関係している。

 

 

もし、視床下部だけに性行動が支配されているとしたら、人はひたすら欲望の赴くままにセックスを求めて、社会的な秩序はあっという間に崩壊してしまう。

 

-----------▲

 

たしかに我々人間には、欲望が存在している。だが、その欲望の『持っていき方』を間違えると、人間は『人の道』を踏み外すことになる。だからそれをしないようにあらゆる外部要因でもって網を張るが、その『手段』を間違えると、抑止力になるどころか問題が悪化することさえある。

 

『力』で強引にその欲望を押さえつけるやり方も、確かに効力はある。だが、時に西洋医学の抗生物質が、東洋医学の自然治癒に完敗することがあるように、外部の力に頼り切る発想をしている人は、そのパラダイム(考え方)の転換を余儀なくされることがある。

 

全員に欲望があるのだ。その欲望を暴走させた人の気持ちはわかる。だが、わかっちゃいるけど、わかっちゃいけない。我々は動物ではなく、人間なのだから。

 

 

 

 

 

※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

シェア

 

スポンサーリンク

 

著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)

 

『Inquiry.』のサイトオーナーとして知性あるつぶやきをするよう心がけます。また、1,000本の映画を観てきた人間として、最新映画の感想をネタバレなしでつぶやきます。

 

関連する黄金律

黄金律

この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。

 

 

 

8.『足るを知るは富む。足るを知らぬは貧しい。

この世に闇があると思うなら、それは自分の目(心)に原因がある。


>>続きを見る

 

 

関連する記事

黄金律

『多くの80%側にいる人は、20%側に憧れを抱いているくせに、居心地の良さは80%側の人生に置いてしまっている。』

 

黄金律

『二流以下の人間は、自分の知識を自分を守る盾に使おうとするが、一流の人間はその盾で自分よりも真実を守る。』

 

黄金律

『人間の知性の高さと器の大きさは、受け入れなければならない事実に直面した時の、受け入れる時間の長さに反比例する。』

 

黄金律

『ナスカの地上絵が上空からしか認識できないように、上に行かなければ見えない景色がある。そしてその逆も然りだ。』

 

 

 

ゲーテ『豊かさは、節度の中にある。』


スポンサーリンク

 

当サイト最重要記事

黄金律

8,000の名言から浮かび上がった38の黄金律』

 

黄金律

『8,000の名言から浮かび上がった54の言葉』

 

 

偉人の名前や名言を検索

 

おすすめ関連記事

 

 

↑ページの上部へ

 

 

同じ人物の名言


『支配したり服従したりしないで、それでいて何者かであり得る人だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ。』

 

『我々は、無常なものを無常でなくすためにこそ存在しているのだ。』

 

『真の弟子は、知られたものから知られざるものを発展させることを学び、かくして師に近づく。』

 

『常に時間はたっぷりある。うまく使いさえすれば。』

 

『若い友人たちにいくらすすめても足りないと思うのは、自己省察を学ぶことです。』

 

『芸術家は内面から制作に向かわなければならない。』

 

『愛する人の欠点を美点と思わない人間は、その人を愛しているのではない。』

 

『人はほとんど知らない時にのみ知っている。知識とともに疑いが強まるのだから。何でも知らないことが必要で、知っていることは役に立たない。』

 

『才能は静けさの中でつくられ、性格は世の荒波の中でつくられる。』

 

『天才も不滅ではないということほど、凡人にとって慰めになることはない。』

 

『身分不相応の生活をする者は、ぼろが出る。』

 

『人生は、愚者には困難に見えるとき賢者には容易に見え、愚者に容易に見えるとき賢者には困難に見える。』

 

『真理はたいまつだ。しかも、巨大なたいまつだ。だから私たちは、みんな目を細めてそのそばを通り過ぎようとする。火傷することを恐れさえして。』

 

『我々の犯す一つの大きな間違いは、原因を結果の間近にあると考えることにある。』

 



↑ PAGE TOP