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ブッダ『傲慢に陥ると、すべて水の泡になると戒めれば、陥るわけにもいくまい』(超訳)

仏教の開祖 釈迦画像

内省

アメリカの心理学者、アブラハム・マズローが提唱する『マズローの5段階欲求』はあまりにも有名だ。

 

マズロー

出典:『マズローの欲求5段階説

 

人間とは、このピラミッドの下から順番に、欲望を満たしていく生き物だ。

 

まずは食欲、排泄、性欲、睡眠欲を満たす。そして、自分の保身や安定、心の平安を求める。どこかの組織やチームに帰属したり、家庭を持つ。そこまで達成した、あるいは、『満たされた』と自分が思ったら、いよいよ次の『自己承認欲求』を追求するようになる。今回の『経集829』にあるブッダ(仏典)の言葉は、その『自己承認欲求』の支配の仕方について、説いている。

 

人生を生きている中で、私は個人的に、不愉快なことベスト3に入ると思うのが、『理不尽』だと判断しているが、その『理不尽』の中には、『誤解』が含まれている。人から正当に評価されない。不当に評価される。つまり、『誤解』だ。例えばそうやって、『主張』と『誇示』の違いがよくわからず、常に人から誤解されるような人生を何年も送ってきた人間が、たまたまある他人の前で、賛成してもらえたとする。

 

するとおそらくその喜びから、(やはり、自分が正しいのだ。わかる人にはわかる。今までの奴は、見識がなかっただけなのだ。)と思ってしまうことは容易に想像できるはず。それだけ誤解されてきたのだ。その何年に一度の希少で正当な評価に対し、心を躍らせ、浮ついてしまうのは当たり前だ。

 

しかし、そこであまり優越感に浸り、興奮し、浮ついて、我を失うようであれば、それは、その分だけ自分が傲慢になった証拠だと思うべし。そうではない。そういう方向ではないのだ。

 

byエマーソン

Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….

(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテスイエスルターコペルニクスガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)

 

正しい人間とは、自分の正しさを、どう表現する人間のことを、指し示すのだろうか。詐欺師や悪徳弁護士と、エマーソンが挙げた偉人とを、 よく比べて考えてみるのがいい。

 

 

注意
※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

仏典
経集829。

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