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ジョルジュ・サンド『幸福はぼんやりした夢ではない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者

ふむ…。

考察

だとしたらその逆の、『はっきりとした現実』ということになる。それをわざわざここで言うということは、妄想癖のある、ぼんやりとした夢を見て悦に入っている人間にカツを入れ、自分の意志で主体的に、このたった一度の人生で行動に移し、その思い描くぼんやりとした夢を、はっきりとした現実に変えていく為に、立ち上がる、ことを促す言葉と捉えることもできる。『少年よ大志を抱け』ということだ。

 

そしてルソーが言った様に、

 

生きるということは行動することなんだから、ぼんやりと夢を見ている場合ではないぞ、ということになるわけだ。

 

だが、吉川栄治は言った。

 

人間が幸福なのは、もしかしたらその夢を叶えた時ではなく、夢を抱いて、叶わないその渦中にある時なのかもしれない。例えば、『10年後の8月、また出会えるの信じて』という歌があったが、それから10年後、本当にその続きの歌が出た時、あまり話題にはならなった。あの時、多くの人間がその歌に引き込まれたのは、『10年後』という来るかどうかもわからない未来に、『出会えるかどうかもわからない』というおぼろげさや、儚さが、あの歌にあったからだった。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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