Index

吉田松陰『人の心というものは、苦しめば奮い立ち、思うようになれば、怠けてだらけてしまうものである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

この言葉を聞いたとき、恩師の助言を思い出した。

『お前は、状況が困難であればあるほど、力を発揮する。

 

なるほど。私は、吉田松陰がこの言葉で言うところの、典型だったのである。能力の顕在化を最大化させるためには、自分自身を窮地に追い込み、退路を無くし、『窮鼠が猫を噛む』ときの、『火事場の馬鹿力』を捻出する必要がある

 

吉田松陰のこの言葉は、私に極めて大きな感慨を与えていて、さっき書いた私の話もそうだが、私の部下との6年半にも渡った指導という格闘の中で、これは、問題解決の大きな糸口となる重要なカギとなるのだ。

 

ただし、私は最初からこのことは知っていた。しかし、どう表せばいいかを知らなかった。その表現方法を、吉田松陰が教えてくれたのだ。これがわかって、これを部下に話したところで、部下は間違いなく、怠けることをやめようとしない。植えついているのだ。深層という深層に。

 

そこには『事故で兄を亡くした』というトラウマ(精神的外傷)が影響していて、容易ではないのだ。だが、だからといって自己防衛本能という詭弁を、20歳を超えても言っている様では、男の風上にも置けない。

 

自分を守る気持ちはよくわかる。わかるが、フランスの哲学者、サルトルが言うように、

 

ということで、我々人間には、責任があるのだ。もう、子供ではない。大人に成り、そして子孫に命を繋ぎ、いずれこの世を去るのだ。このことから目を逸らして生きていくことは出来ないのである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

🧭『38の黄金律』へ

※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。

 

🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る

※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。

関連する『黄金律

『ピンチ?逆境?絶体絶命?いや違う。『チャンス』だ。』

『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』

同じ人物の名言一覧

吉田松陰の名言・格言一覧