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ソクラテス『幼にして謙遜なれ。 弱にして温和なれ、壮にして公正なれ。老いては慎重なれ』


ソクラテスの言葉


古代ギリシャ哲学者 ソクラテス(画像

 

ソクラテスのこの言葉は、ゲーテのこの言葉と照らし合わせてよく考えるといい。

『10歳にして菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にしては快楽に、40歳にしては野心に、50歳にしては貪欲に突き動かされる。一体いつになったら人間は、ただ知性のみを追って進むようになるのだろうか。』

 

私はこの言葉に10代で出会えてよかった。私の性格上、人の言うとおりの人生、つまり、型にはまった人生を生きることに屈辱を感じる為、この言葉に出会い、『この通りには絶対になりたくない』と考えさせられたものだ。

 

もちろん最初は、10代、20代前半までは、自分を支配しているとは言えなかっただが、自分の感覚では(自分は自分で選んで快楽を選択している)と思っていたから、それが『自分を支配している』ということになると、どこかで思っていた。

 

だが、『支配』とはなんだろうか。麻薬、アルコール、ニコチンは劇薬だが、劇薬をやっている人たちには必ず正当化の言い訳がある。

 

『これをやった方が仕事がやる気が出る』
『これをやらないと調子が出ないんだ』
『これをやるのが楽しみで毎日を生きているんだ』

 

彼らのこの言葉の根幹にあるのは、『支配している心』だろうか。それとも、『支配された心』なのだろうか。簡単な計算をすればいいのだ。ソクラテスやゲーテのこの言葉は、実に多くの人間の人生に当てはまる言葉だ。おそらく、7割以上の人生に当てはまるのではないだろうか。

 

では、前述した正当化をする人たちは、自分の周りにどれだけいるだろうか。きっと、たくさんいるのではないだろうか。実に、大勢の人に当てはまるのではないだろうか。

 

では、『多くに当てはまる』ことが、人間の正解なのだろうか。『赤信号、皆で渡れば怖くない』というが、赤信号は、『とまれ』ではないのだろうか。そう。人間は、知らず知らずのうちに『環境』に支配され、『人生』を支配されて生きてしまう。『周り』がどうとか、『環境』がどうとか、そういうことを言いだしたら、人間は負けを認めたことと同じだと思った方が良い。

 

麻薬、アルコール、ニコチンをやってはいけないということではない。(日本では麻薬はダメだが)その他にも、SEX、睡眠、食事などもそうだ。

 

『事件』を起こしてはならないのだ。
『事故』を起こしてはならないのだ。
『飲酒運転』をしてはならないのだ。
『肺がん』になって家族を悲しませてはいけないのだ。
『有害物質』を無関係の人にまき散らしてはいけないのだ。
『不倫』をしてはならないのだ。
『強姦』をしてはならないのだ。
『寝坊』をしてはならないのだ。
『過食・拒食』になってはならないのだ。

 

『支配』ということについて、大分理解が深まってきたはずである。 更にとどめに相応しい、こういう話がある。

 

ある会社で、飛び込み営業をやらされている社員が10数名いた。飛び込み営業というのは、大変だ。大勢の社員は結果を出せず、彼らは仕事終わり居酒屋に集まり、『意見交換』という名の傷のなめ合いをしていた。

 

『飛び込みなんか無理だよ』
『飲まなきゃやってらんねえよ』

 

だが、彼らが飛び込みの仕事や会社のの愚痴を言っている間に、ある人だけは、今までの飛び込み営業で結果を出した人のデータの分析や、飛び込み先の地域や家庭の情報を調査する行動に出ていた。

 

それは、一人の女性だった。彼女は思っていた。

(居酒屋で無意味な愚痴を言う暇があれば、私は、『どうすれば結果を出せるか』を考える。)

 

そして、彼女は結果を出した。それどころではない。売り上げナンバーワンの名を欲しいままにし、その功績が認められ、幹部に。そして、その後はなんと、社長にまで上り詰めたのである。どちらが『環境』を支配していたか、これでよくわかったはずである。

 

性別?
年齢?
財源?
環境?

 

関係ない。自分は本当に『人生を支配しているか』を自問し、素直に、ありのままの真実を受け入れるべし。そこから始まるのだ。本当の人生が。

 

『人生は、私たちが人生とは何かを知る前に、もう半分過ぎている。』
byウィリアム・アーネスト・ヘンリー

 

 

 

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、オーナーが独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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