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孔子『肩書など無意味だが、大きな効果があることは確かだ。』


孔子の言葉


儒教の始祖 孔子(画像

 

肩書など無意味だ。人間の間に格差を生み、あるいは差別を生んでしまう原因は、肩書問わず、全て無意味だ。

 

大統領のような要人が慎重に扱われるのはわかるが、カースト制度の様な身分差別で人が奴隷扱いされることは、本当に正しいのだろうか。生まれ変わり、負の連鎖、輪廻だがカルマ(業)だか何だか知らないが、この実態について、これ以上わかりやすい話はない。それがこれだ。

 

『ロウソクについていた火が、消えた。だから新しく、つけた。だが、その火がどうしてさっきまでの火と同じものだと言えよう。』

 

我々の人生は、さっきまでついていた火と同じではない。たった一度の、命の灯なのだ。

 

理不尽な肩書を背負った人間は、(どうせ俺は・私は、一生奴隷だ) と思い込み、心が歪曲する。『区別』はあっていい。それはユング曰く、

『ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。』

 

ということだからである。

 

大統領への慎重な対応も、区別の範囲内だ。だが、過度の接待なら、それは差別だ。そういう考え方の下、人間が公正に扱われなければならない。

 

『思い込み』が人間に与える影響は甚大だ。世界的に著名なアメリカの細胞生物学者であり、ウィスコンシン大学医学部やスタンフォード大学医学部で教鞭をとる、 ブルース・リプトン博士の著書、『思考のすごい力』にある事実は、実に衝撃的なものである。

 

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1952年、イギリスで、ある掛け出し医師がミスをした。そのおかげで、医師アルバート・メイソンは、短い間ながら学界でもてはやされることになる。

 

メイソンは15歳の少年のイボを催眠療法で治そうとした。イボの治療に催眠療法が適用されることがあり、かつ成功率も高く、メイソンもそれまで経験を積んできた。 (訳註:イボはウイルスの感染によるものだが、催眠によるイボの治療は当時広く行われており、治癒率はかなり高かったという。だが、なぜ催眠によってイボが治癒するのかは解明されていない。)

 

ただし今回は厄介なケースである。肌がごわごわになっていて、人間の肌というより、まるでゾウの皮膚のようなありさま。しかも全身がその状態で、まともなのは胸だけ。 ある外科医が皮膚移植で治療をしようとして断念し、メイソンに少年を任せたのだ。

 

最初の治療で、メイソンは片方の腕に焦点を絞ることにした。少年を催眠状態に導き、この腕はイボが治って健康なピンクの肌になる、と暗示を与えた。一週間たって再びやってきたとき、治療を施した腕はかなり良好な状態になっていた。メイソンは喜び、少年を外科医のところに連れていった。だがそこで、メイソンは自分が医学上のミスを犯していたのを悟った。

 

腕が治ったのを見て、外科医はびっくり仰天した。メイソンには伝えてなかったのだが、少年の腕はイボではなく、先天性魚麟癬(ぎょりんせん)という、命にかかわる遺伝病によるものだった。

 

 

この病気の症状を精神力『だけ』で治すことなど、とうてい不可能だと考えられていたのだが、メイソンと少年はそれをやってのけたのである。

 

メイソンが引き続き少年に催眠療法を施すと、最初に治療した腕と同じように、肌のほとんどは治癒して、健康的なピンク色に戻った。少年はグロテスクな肌のために、学校で情け容赦ないいじめを受けていたが、その後は普通の生活を送れるようになった。

 

メイソンが魚麟癬の驚異的治療について、1952年に『英国医学雑誌』に報告すると、大騒ぎになった。 メディアが派手に書きたてたために、致命的で、かつ良療法が見つかっていない、この奇病に悩む患者たちがメイソンのところに押しかけた。だが結局、催眠療法は万能ではなかった。メイソンは何人もの魚麟癬の患者に催眠療法を試みたが、あの少年と同じような結果は、ついぞ得られなかった。

 

メイソンは、治療に対する確信の無さが失敗の原因だと考えた。少年を治療したときは悪性のイボだと思い込んでいて、必ず治せると自信満々だったのだが、そのあとの患者の治療にはそういう態度で臨む事が出来なかったという。

 

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肩書など無意味だ。だが、 (自分はこういう肩書だ)というプラシーボ効果が人間に与える影響は、甚大である。

 

 

参照:名、正しからざれば、すなわち言順わず。言順わざれば、すなわち事成らず。

(子路第十三-三)

 

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、オーナーが独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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