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オプラ・ウィンフリー『子供時代が不幸だからといって、一生不幸でいてはいけない。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

運営者

ふむ…。

考察

なぜなら、子供時代が不幸だったということは、誰よりも人の心の痛みや、悲しみを理解することが出来るようになったわけで、だとしたら、自分には、他の人が持っていない『能力』を持っている。普通、能力がある人間には、責任があるだろう。先輩や、教師、警察や、政治家や、パイロット。彼らは皆、『自分よりも能力がある』から、その地位に就いているのであり、彼らは、自分よりも能力がない人間を指導・教育、あるいは、リード(案内)する責任があるわけだ。

 

 

ホイットマンは言った。

 

自分こそは、人生の悩みを抱えて、凍えている人間に、温かい毛布を掛けることが出来る力を持っている能力者だ。オプラ・ウィンフリーも、幼少時代に親戚から信じられない暴行を受けた過去を持っている。しかし、彼女の様な人間だからこそ、言える言葉があるのだ。私の部下に、幼少期に事故で兄を亡くして以来、被害者意識が骨の髄という髄にまで染みついて、自堕落な人生を送るよう、パラダイム(価値観)が固定された人間がいる。

 

彼は両親にその後、過保護に育てられた。『それが原因でいじめがあった』のに、その時も同じように、『あなたはあなたのままでいい』と言って、子を『守った』のだ。しかし実際は『守って』いない。彼は、(自分は何をしても許されるんだ)という、甘えが染みついた、単なる馬鹿に育ったのである。彼はもう、私の部下になって7年経ったわけだが、未だに彼の骨の髄からは、豚骨スープの様に、被害者の汁という汁が、あぶりだされる毎日である。

 

だが、途中でばっくれた人間よりは、全然いい。彼にはまだ、チャンスがある。いつ逃げ出してもいいこの人生の中で、逃げずに(正確には一度逃げようとしたが)、立ち向かおうとする姿勢を少しでも持ち続けることで、いずれ必ず、全ての骨から、甘えたエキスが枯渇する時が来る。

 

彼が不幸な人間を演じていることで、どのような弊害があると思うか。会社に迷惑がかかるということだけではない。自分の子孫はどうする。まさか、自分の人生の中で生み出された負の要因を、そっくりそのまま、自分の子孫に受け継がせようと思っているわけではあるまい。兄はどうなのだ。自分の死が原因で、家系に負の闇に毒された。そんなことになれば、死んでも死にきれないではないか。

 

子供時代、不幸を体験した人間には『権利』がある。それは、間違っても『我が儘に振る舞っていい』という権利ではない。傷ついた人の心を、癒すという権利だ。

 

三浦綾子は言った。

 

しかし、不幸の体験者は、包帯を巻く権利と、資格があるのだ。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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