偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『能力を引き出す』と言っている時点で、そこにいるのは指導者や上司、教育者や親である。だとしたら、当然そこにあるのは、『歪曲されたフィルター』であり、『色眼鏡』である。人間の情報や認識は、普通、歪曲している。その人の悪気の有無、意識無意識に関係なく、その人の都合の良い様に歪曲されて、カスタマイズされているものである。
例えば有名な、この話だ。
エジソンは小学校の低学年の頃、先生に『この子はおつむが弱いから授業についていけない』と決めつけられ、学校から追い出されてしまった。初等教育さえも受ける脳力がないことをトーマス・エジソン本人に知らしめたのは、先生という名の権威者であった。もしエジソンがこの先生の指導に従っていたとしたら、その後の彼の人生はどうなっていたことだろう。
───▲ナポレオン・ヒル『成功哲学』抜粋
その先生に悪気があったとか無かったとか、そういうことは関係ないのだ。情報や認識は、歪曲するのである。つまり、真実を正当に評価出来ないのだ。人の能力を引き出す、とか、決めつけるというような教育の場面で、この決定的な事実を忘れないようにしたい。もしかしたらその『使えない無様な出来そこない』は、『みにくいアヒルの子』だったのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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