『ヒト』を最適化しよう。

湯川秀樹『自然は曲線を創り、人間は直線を創る。』

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ふむ…。

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考察

これを短絡的に考えたとき、

 

(確かに人為的な造形物、例えばマンションや、道路やテレビやエアコンや、棚に机にノートに、と、色々直線があり、自然はというと、川も山も海も、岩も砂も宇宙も地球も、どこにも直線が見当たらないか…)

 

という考えが頭をよぎったが、すぐに『木』を思い出した。木の幹は、直線的に真っ直ぐであるものが多いはずだ。この様に、探せば別に直線は自然にも結構あるのである。これを、『いや、木の幹もよく見ると凸凹だよ』というのであれば、別に人為的な直線も、顕微鏡で見れば凸凹であり、それを言い出したら、この世に直線など見当たらないことになる。

 

ではどういうことなのだろうか。ここで、ニーチェの言葉を考えてみる。

『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』

 

 

このニーチェの指し示す問題と、湯川の言う話は隣接しているだろうか。つまり、『曲線』を『容易ではないもの。そう簡単ではないもの。』として、『直線』を『容易であるもの。単純なもの。』とした場合、湯川の言う『直線』は、ニーチェの言う『虚構を図式化した記号』になる。つまり、『人間が容易に理解できる単純な記号』だ。

 

『記号』というのはそもそも、『一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ、人間が知覚可能な対象』になるわけで、ここに書いてある文字を今読んで、認識しているように、『記号化』した単純なものが、ここでいう『直線』ということなのだろうか。

 

しかし、湯川やニーチェは、

『自然はそんなに簡単なものではない。人間が認識できるような単純なものではない。』

 

と釘を刺しているのではないか。言葉だけを見て連想するのは、今の私ではここまでが限界のようだ。湯川はこうも言った。

 

 

 

 

MEMO
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