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三島由紀夫『何のために生きてゐるかわからないから生きてゐられるんだわ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

例えば太宰治のこの言葉だ。

 

それを考えた時、我々はまず、自分が生きるためにどんなインチキをしているか、ということに目を向けることになる。

 

(インチキ?人聞きの悪い。そんなことしている覚えはないぞ。)

 

しかし、吉行淳之介はこう言うのだ。

 

さあ、きな臭くなってきた。つまり、我々が今こうして人生を生きていることは、普通の事だと思っていたが、それが普通ではなく、人間が、人間であるため、つまり『普通(の人間)』である為には、人間を全うしなければならない。人間の道から外れて生きてはいけない。という真理を突きつけられるのだ。

 

では、今、世界のどこかで救いを求めている尊い命。戦、行き倒れ、病に飢え。なぜこれらの事実を見て見ぬフリをして、自分たちだけのうのうと生きながらえているのか。『普通』、『人間』ならそういうことはしない。つまり、我々がこうして生きているのは、『生きながらえ』であり、『執着』。自分の人生に執着する姿勢が根幹に根付き、それに支配されている。

 

モンテーニュは言った。

 

さあ、残りの人生、どう生きようか。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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