偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
そういう考え方もあるし、そう考えない考え方もある。そのどちらで考えてもつじつまは合うようになっている。とある職業で圧倒的な活躍をする人間は、まるでその仕事やスポーツをやる為に生まれて来た、としか言いようがないような人間がいるわけだ。マイケル・ジョーダンやイチローなどがいい例である。
しかし、彼らは本当にその職業以外の道に進んでも、活躍できなかっただろうか。本当にそれだけの道でしか、本領を発揮できなかっただろうか。彼らの親が3歳頃に死んで、家庭と教育の環境が大きく変わり、違う道を生きることを余儀なくされていたらどうだろうか。イチローの家にあるのがバットではなく、わずかばかりの食糧だけだったとしたらどうだろうか。それでもイチローは本当に野球選手になっただろうか。
あるいは途中で最愛の両親や兄弟が病に倒れたらどうだろうか。とある障害を負った兄を持つ弟は、
と言った。私はその弟の意志と運命を変えたのは、兄であり、『病気の兄がいる』という環境だったように見える。彼はもしかしたら野球の才能があったかもしれない。だが、『病気の兄がいる』という環境が、彼の運命を大きく変えることになり、彼の生きる人生の道を、医者への道に象っていったのだ。
見るべきなのは以下の黄金律。
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
『「生きる」ということの本当の意味とは。』
その環境も含めて、『天職』ということになるのだろう。その弟は、もしかしたら野球選手になる才能があったかもしれないが、彼にとっての兄は、世界で唯一無二。病気のその兄だけなのだ。その唯一無二の環境で生きる彼の天職とは、医者になることだったのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』