『ヒト』を最適化しよう。

ニュートン『どんな行動にも、必ずそれと等しい反対の反応があるものである。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

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考察

万有引力の法則を発見したニュートン。あらゆる物、つまりすべての物の間に引き合う力(引力)が働いているという法則である。ニュートンが『リンゴが木から落ちるのを見てそれを発見した』と言われているが実際は違う。発見してからはるか後に、ロバート・フックと万有引力の発見の先取権争いをした後に、そんな話をニュートンが知人や親類にしたという。

 

ニュートンが死去した年に、ヴォルテールがエッセイの中でニュートンの姪に聞いた話として、『ニュートンは庭仕事をしている際に、リンゴの木からリンゴが落ちるのを見て、彼の重力に関する最初の発想を得た』とする逸話を紹介しているというのである。万有引力の法則の発見は、太陽と惑星の運動についての『ケプラーの法則』からの発想だったようである。

 

リンゴ

 

 

飛行機が飛ぶのだって、『作用・反作用の法則』が関係している。飛行機の翼に風があたると、翼の上下に空気が通り、翼には空気を押す力が生じる。
その反作用によって、空気が翼を押し返す。その力によって、飛行機が空を飛ぶのである。

 

飛行機

そういう物理を知っておくと、意外と『物理』を意識しない実生活の中で、役立つことがたくさんあることを思い知るだろう。例えば以前私は、妙に喧嘩腰の、勝気でうるさい、一人の女性を見た。彼女のことを私に説明する時、『きっとあなたにも噛み付くと思うよ』などと言って、知人たちは口を揃えたが、私はそうは思わなかった。私は人一倍、人間の心理について葛藤してきて、(人には皆、そうなった理由がある)ということを強く自覚する人間だったからだ。

 

あるとき、彼女と遊びに出かけるシーンがあった。彼女は聞いたとおり、美人だが、無駄に噛み付く性格が、玉に瑕だった。私にそう気安く噛み付く人間は、珍しい。私は無言の威圧的オーラを放っているので、往々にして人は無意識にそれに気づき、私のことを『近寄りがたい』と、口を揃える。

 

しかし彼女は、私にも軽く、噛み付いた。私は思った。

 

(確かに。聞いたとおりだ。だが…)

 

だが、それだけだった。別に、敵意があるというようには見えなかった。何かこう、別の理由でそうしている様に、私には見えたのだ。私の性格を知っていた周囲の人間は、彼女が私に噛み付くのを見て、一瞬、緊張が走った。

 

(どうなっちゃうんだろう。彼と彼女が混じり合うと)

 

という好奇心もあっただろう。まだ20代の話だ。しかし私は、難なく耐えられた。確かに少し場がピリッとしたことはしたが、別に『噛み付く』と言っても『甘噛み』程度だ。怒るほどの事ではない。どうしてもくだらない人間なら、金輪際で関係を絶てばいいだけだ。

 

目的地に着いた。彼女は荷物を持っていた。女性からすれば、少し重たい荷物に見えた。従って私は当然の様に、彼女の荷物を持った。しかし彼女は、

 

いいよ、自分で持つから。

 

とは言ったが、その声の裏側にある女性の本音を、私は見抜いた。

 

いいんだよ。男なんだから。

 

そう言うと彼女は何も言わなかったが、嬉しい気持ちをかみ殺しているように見えた。聞いたら彼女は、男に暴行されかけた過去を持っていたという。

 

暴行

 

つまりこういうことだ。彼女は『女性らしさ』を出した結果が、どうなるかをよく知っていた。それはある種の、トラウマと同じだった。その最悪の事態を防ぐために、自己防衛として勝ち気な性格を装った。意識的だろうが無意識だろうが、それが彼女の性格の実態だった。私にはそれが何となくわかっていた。私は普段から人間の悩みについて、散々考えているからだ。一見すると不可解な行動でも、その背景には必ずそれと等しい理由があるものである。

 

 

 

MEMO
※この文章は全て運営者独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
運営者 一瀬雄治(Yuji ichise.)の半生

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