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トマス・ホッブズ『他人の欠点を笑ってばかりいるのは、臆病の証拠である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

『戦略的自己防衛』だからだ。そういう行動を取れば、自分が他人から見て、その笑った対象者よりも上の境地にいることを、演出できると考えているのだ。まるで、高い位置から低い位置にいる人間を見下して嘲笑するように、そうした自己演出、及び印象管理によって、『ガード(バリア)』を張って、防御するのである。

 

(はははっ、おいおいあいつ、俺が5年前に通った道を通るのに、こんなに苦労してるなんて、ちょっと差が開きすぎてるかなあ)

 

というメタメッセージを周囲に漏らし、畏敬の念を抱かせようとしているのだ。そうすれば、自分に回ってこない。自分がそれをやらなければならないリスクが、激減すると考えている。つまり、単なる自意識過剰である。

 

別に周りは、自分のことを、自分が演出しているような、『強くて勇敢な人間』だと思っていないかもしれない。しかし本人はそう演出できていると思っていて、その印象を必死に守ろうとして躍起になり、挙句の果てには人の欠点ばかり揚げ足を取り、『勝ち組』がどうとか言い出す始末なのだから、独りよがりの単なる自意識過剰である。私はそういう人間を、何人も見て来た。そして当然この私も、10代の頃、そういう愚かな行動を取っていた。当時の私は、自分に自信がなかったのである。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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