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ドストエフスキー『一般的に言って、苦しみと悩みは、偉大な自覚と深い心情の持ち主にとって、常に必然的なものである。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

以前も書いたが、

 

私は偉大でこそ無いが、繊細な心、複雑な思考回路、高いプライドの三拍子が揃っていて、私にとって『葛藤』とは、パートナーの様なものである。10代の頃、ある心理カウンセラーと話をする機会があって、彼女が私にこう言ったことがあった。

 

そんなにいつも考えていて、疲れない?

 

その質問は、私にとって意外だった。答えが即答として、『疲れない』と言うべき愚問だからである。思えばその時からだ。私のそれらの葛藤や考え方、思想が、他の人とは少し違うかもしれないと自覚したのは。

 

葛藤

 

これは非常に簡単な話で、複雑に考える必要は全くない。無神経な人がいる。神経が研ぎ澄まされている人がいる。

 

二人が道を歩いた。無神経な人は、その道がどんな道だったか、途中にどんな花が咲いていたか、その道からどんな光景が見えたかなど、気にしていない。別にそれもそれで、個性だ。それを否定するわけではない。

 

しかし、神経が研ぎ澄まされている人は、その道の途中に大きな石があって、よく見るとその崖の上に同じような石があって、下にも同じような石があったことに気が付いた。つまり、その山道は、『落石』の可能性を秘めた山道だったことに、気づいたのである。花も綺麗だった。景色も写真を撮った。帰り道の目印も見つけておいた。同じ道を歩くのでも、無神経な人とそうでない人の間には、そういう差がある。

 

花

 

無神経と言うと悪口に聞こえるかもしれないが、彼らからすると、『疲れない?』と言うのだ。しかしそんな彼らも、神経が研ぎ澄まされている人にいざという時に助けられ、自分の無知、無力を思い知ることになる。彼らは『後始末』しか出来ないが、研ぎ澄ませる彼らは『前始末』が出来る。そういう意味でも、たとえ『疲れる』のだとしても、それを理由に『前始末』をしないわけにはいかないのだ。『偉大な自覚と深い心情』というのは、『=責任感』と表現することも出来るのである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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