偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
例えば人類が滅亡する。何もかも残らなかった。積み上げたものすべてが、消滅してしまった。家も、車も、電気も、水道も、情報も、世界遺産も、全てが消えた。何もかもなくなって、最初からやり直しになった。しかし、二人の男女だけが生き残った。そこからその二人で、残された植物や、生き延びた動物、昆虫の命を食らい、力を合わせて生きていくことになった。
彼らはまだ子供だった。勉強をしていなかったから、当然前の人間の世界で何があったかという、歴史を知らなかったし、『負の遺産』についても、当然知らなかった。
原爆ドームやアウシュビッツ強制収容所のことももちろん知らないし、法律や、それが出来た背景、人の心、物語、それらについての真偽や、善悪の判断も、植えついていなかった。
さて、二人はその後、どのような生き方をしていくことになるだろうか。それとも、彼らは純粋無垢で、他の動物の様にただひたすら生き、子孫を遺すだけで、『問題を起こす』のはその後の大勢の子孫の内の、誰かということになるだろうか。
アインシュタインは言った。
人間にとって『経験』とは、『財産』である。リセットされた後の人間ならまだしも、我々には歴史があり、遺産がある。正の遺産も、負の遺産も、我々にとっては極めて重要な、財産である。その財産があるから、人の知性は進化し、研鑽されるのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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