偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
だとしたら恋は、文字通り『人間』ではない。『影』は人間ではないからだ。『恋に恋する』という言葉があるが、私の目から見てもそういう人は、その人が本当に好きか嫌いか、ということよりも、『自分にとっての運命の人』という幻想に浸って悦を覚えているように見受けられる。例えば、ある日のニュースで、こういうものがあった。
元交際相手の女性に、「このままじゃ貴女を殺してしまいそうで怖いんです」などとメールを送り、女性を脅したとして、21歳の大学生の男が逮捕された。
普通、相手のことが『好き』ならそんな行動は取らないだろう。『好き、恋、愛』という言葉の正確な理解をしていない人間が、この様な行動を取るのだ。『恋は奪うもの』、『愛は与えるもの』、この男にあったのがたとえ『恋』であろうとも、そこには『愛』などなかった。あったのは自分本位な恋と、『好き』という感情の意味を曲解した、盲目的な人間である。
彼が好きだったのは、彼女ではない。彼女に恋をしている、自分だったのである。その自分の感情を、彼女よりも優先させてしまったことで、その様な判断に至ってしまったというわけだ。恋というのは影法師。それはある種の、幻想なのかもしれない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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