偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
それは確かにその通りだ。武力行使で人に言うことを聞かせるよりも、そうじゃない選択肢で言うことを聞いてもらう人の方が、知性がある。しかし、『戦を潰す』と言っているくらいなのだから、そこには『すでに戦がある』わけだが、だとしたら、全ての兵士は、この言葉を聞いてどう思うだろうか。
(何が言葉だよ馬鹿野郎)
と思うだろうか。
(そうだ!戦争やその準備や、それに関する思想は一切捨てよう!)
と思うだろうか。戦争真っ只中で、銃弾と爆弾が飛び交う中、『言葉』はどれだけの効果があるだろうか。
その場所に、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
彼らがいたとして、彼らが声を荒げた時、戦は本当にピタリと止まるだろうか。それとも、聞く耳を持たない者が現れて彼らを撃つか、あるいは、本当に聞こえなくて、誤射してしまうだろうか。たしかに、『北風と太陽』の教訓は、ある。武力行使は、逆効果になる場合があるのだ。『太陽』の様に、強制的ではない手段を取ることが、道を切り開き、問題を解決するということがある。
しかし、それも時期や場所、タイミングによって、効力がないように見える。もう、戦は始まってしまったのだ。だが、そうは言っても、『時期、場所、タイミング』次第で、最終的に問題を解決するのは、『言葉』である可能性は高い。あるいは、もしこれが『戦が起きる前に断固とした言葉を置く』ことで、『戦争を未然に防ぐ』という『前始末』、あるいは『カウンターインテリジェンス』の発想であれば、言葉に対する印象はガラッと変わることになる。そう考えた時、法律、仁義、道徳、倫理、大道といったものは、まるで、地球を囲む大気圏だ。その一線を超えたら、人は、人でなくなってしまう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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