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岡田以蔵『先生それでもあの時私がいなかったら、先生の首は既に飛んでしまっています』

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ふむ…。

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考察

『龍馬伝』を見た人なら克明に覚えているだろう。『人斬り以蔵』の名で、武市半平太と一緒に暗殺を繰り返した剣士の一人である。ある日、勝海舟を護衛していた以蔵は京都にて突然襲ってきた刺客を真っ二つに切り裂いた。その早業に残りの2人はその場を逃げ出し、以蔵と勝海舟は生き延びた。しかし、勝海舟は後日、以蔵に言った。

 

勝海舟

君は人を殺すことを嗜んではいけない先日のような挙動は改めたほうがよかろう。

 

だが、以蔵はこの言葉を返したのだ。

『先生それでもあの時私がいなかったら、先生の首は既に飛んでしまっています』

 

勝海舟は、何も言い返せなかったという。

 

あの時代を生きた彼らを、『幕末の英雄』として崇める人がいるが、人を暗殺して改革を起こす者、戦争の為の武器を売り、起業の資金源にする者、我々の先祖は、我々の歴史は、現在は、まがまがしくも血塗られた人間の命の積み重ねによって、成り立っていることを忘れてはならない。そこから目を逸らして話す人が多いのではないだろうか。私の知人の70歳になる幕末好きは、実に饒舌に坂本龍馬や、司馬遼太郎について話すが、私が人斬り以蔵の在り方について、

 

けれど以蔵は人殺しですよ。

 

と口をはさむと、勝海舟と同じように、口をつぐませていた。それでも、あの時代を正当化出来るのか、そのわずかな時間に、自問したのだろう。人を殺して成し遂げる改革とは、正義なのだろうか。それとも、今の正義や秩序の根幹には、血塗られた人間の命が、必要だったのだろうか。

 

 

 

MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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