偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
ローマの哲学者、セネカは言う。
私は無宗教だが、聖書、知恵の書 第4章にはこうある。
『生きた年の数で人を計ってはならない。正しかったか、徳があったか、愛があったか、が求められているのだ。』
この世に生まれることなく、あるいは生まれてすぐに死んでしまった赤子の人生は?人の10倍の速度で成長する数奇な人生に生まれた、ある女性の人生は?先人たちの遺した自分勝手な負の遺産によって、その短い一生を終えてしまう人の人生は?その人たちの人生が『価値のない人生』で、この世で良しとされている、地位、名誉、財産、権力を手に入れた人間の人生が『価値ある人生』?前者はしかし、人の道に逸れなかった。後者はしかし、人の道を逸れてその『良しとされているもの』を得た。
セミが地上に出てから死ぬのは一週間。キタキツネの寿命は三年間。動物の中には、子供を産んだと同時に命を落とす生き物がいる。それだけ種の保存に、命を繋ぐことに、『命』に価値を見出しているのだ。その『命』を無下にした上に成り立つ一切の外部要因を手に入れたところで、『成功者』などと言われる存在にはなれない。そのことを肝に銘じようが、銘じまいが関係ない。なれないのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
🧭『38の黄金律』へ
※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。
🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る
※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。
関連する『黄金律』
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』