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サボ『また兄弟3人どこかで会おう 広くて自由な海のどこかでいつか必ず!!』

人はなぜ『自由』を求めるのだろう。例えば、こういう考え方がある。『人は、枯渇したゲージを埋めようとして、躍起になる』つまり、自分が『枯渇』していると思っているもの、『お金』、『健康』、『容姿』、『家族』、『幸せ』、私の知り合いにも、『お金』が『枯渇』していて、『貧乏』だという自負を抱えた人間が、倫理や手段はともかく、『金持ち』になったり『経営者』になったりした人が何人もいる。

 

有名な経営者で言えば、スターバックス社の、ハワード・シュルツ氏も、同じように貧しい幼少時代を過ごした経験が、現在の根幹に根付いているという。また、パーキンソン病を患った上田研二氏が社長を務める株式会社高齢社では、社長である上田氏の家庭が苦労したことがあって、リストラは一度たりともしたことがないという。そればかりか、名前の通り、世で”使い物にならない”とされた高齢者に、仕事を取ってきて与えるのが、同社のポリシーなのだ。

 

『代償の法則』とは、何かを失った代償に、何かを得るという法則。これは、権威ある書物、『思考は現実化する』にて、ナポレオン・ヒルが提唱する法則の一つだが、私はこの法則の存在を知り、意識して向き合ってからのこの6年間、何度となく、この法則の力強さを確認してきた。上に挙げた例もそうだ。それに、以前からその研究の対象だった『サヴァン症候群』については、最近ではTBSドラマ『ATARU』で放映されたばかりだから認知度は上がったと思うが、これも私は、この『代償の法則』が働いていると判断している。

 

もう一度おさらいしよう。『人(脳)は、枯渇したゲージを埋めようとして、躍起になる』つまり、例えば『”堰(せき)止め”されていない』ダムがあり、水流が二手に分かれていたとする。そのうちの一つを『堰止め』したとする。では、もう片方の道にある水流の勢いは、どうなっているだろうか。答えは、『片方が堰止めされる前より、水の勢いが強くなっている』である。これが『代償の法則』であると、私は認識し、表現している。

 

私自信、人一倍、自由を求める人生を送ることに執着しているという自負がある。経営者になったのは、お金持ちになるということよりも、人を支配するということよりも、『自由になる』という目的の方が、圧倒的に強い。誰の命令も聞きたくなければ、『満員電車に乗らなければならない』という、サラリーマンに蔓延している常識に、従う必要はないと考えていたからだ。私の場合、その根幹には何を隠そう、我が家の『宗教問題』があった。この問題は、とてもここにさらりと書き切れる内容ではないので割愛するが、私はいつも、自由になりたかった。

 

こういうアメリカンジョークがある。

 

21世紀、世界はグローバリゼーションの世の中になった。では、グローバリゼーションとはいったい何のことだろうか。

アメリカの子供の夢がサッカー選手で、イタリアの子供の夢が漫画家で、日本の子供の夢がメジャーリーガーだということ。

 

このジョークを聞いた時、いわゆる、『無い物ねだり』、あるいは、『隣の芝は青く見える』という格言が脳裏をよぎったのは、私だけだろうか。海外では、日本食は高級な娯楽のひとときに欠かせないディナーに数えられるが、日本では、フレンチや、イタリアンを食事することが、贅沢だと思っている。人間は、『欲張り』なのだろうか。それとも、こういった人間の特性には『代償の法則』にも似た、何か別の、理由があるのだろうか。もしかしたら、人間は心底の部分で、知っているのかもしれない。この人生が、”儚い運命”だということを、悟っているのかもしれない。だからこう思うのだ。

 

『思い残すことなくこの人生を生き貫く』

 

『命を使い切り、この人生に悔いのないように』

 

『自分のこの、意志で』

 

『色々あって一足先に出航することにした行先は…この国じゃないどこかだ…そこでおれは強くなって海賊になる誰よりも自由な海賊になってまた兄弟3人どこかで会おう広くて自由な海のどこかでいつか必ず!!』

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。