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錦えもん『敵に斬られて生かされるなど”武士の恥”!!!』

よく聞く、『見栄』、『プライド』と言う言葉は、廃れてきている。 意味をはき違えている人間が大勢いるのだ。 『見栄』というのは、 実際以上に大きく見せること という意味。『背伸び』という言葉があるが、まさにその言葉の通り、 見栄というものは、人間が取る愚かな行為であり、 『プライド』や『誇り』という言葉と並べて考えてはならない。

 

見栄を張る者は、自分が至らないことに気づいたとき、 『背伸び』をして自分も他人も誤魔化し、そうであるように振る舞う。 だが、プライドがある者は、自分が至らないことに気づいたとき、 真正面からその事実を受け止め、憤り、そして必ずその『未熟をそのままにしない』。 前者と後者の違いは圧倒的な努力の差だ。 本来はそれだけの違いがあるのだ。 しかし、言葉が廃れすぎてしまっているのである。

 

それに比べて、『矜持』、『気位』、『高潔』という言葉がある。これは廃れていない。『廃れさせるような人達』が、この言葉を使わないからだ。 守られている。 まるで、聖域にあるようなイメージで、 この言葉を使う人間が『廃れている』のを私は、見たことがない。 同じように、人間にも『聖域』はある。廃れさせる人間を『低俗』だと批判する気はないが、 それと比べて評するならそれこそが『高潔』。決して一緒くたにしてはならない、 誇り高き生き方をする人間が、この世にはいるのだ。

 

『敵に斬られて生かされるなど ”武士の恥”!!!』

 

よく、アメリカは『罪』の文化で、日本は『恥』の文化だという。それは、アメリカと日本だけじゃなく、全世界でも異なる考え方があるだろう。 アメリカでは、遭難したときに救急の電話口から聞こえる第一声は、

『Do you have money?(お金持ってますか?)』

 

だといい、文化の違いを思い知らされるワンシーンであるが、 世界とのギャップは、震災の時に我々日本人が取った節度ある行動に対し、 驚いた世界の反応を見ても思い知ることになった。 かつて、『切腹』や『自爆』を揶揄された日本人だが、 『高潔』という言葉を世界一知っている国は、 我々、武士の国なのかもしれない。

 

byヘンリー・デビッドソロー

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。