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ドストエフスキー『よき時代は天から降ってくるものではなくて、わたしたちが自分でつくり出すものです。それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

割と最近になって、『世界に良いエネルギーを広めよう』という言葉を聞いて、何となく、(興味深い言葉だなあ)と考えることがあった。それは例えば、29歳で尊厳死を選んだ、ブリタニー・メイナードのこんな言葉を受けたときだった。

『この世界は美しい場所です。旅は、私にとって最も偉大な教師でした。最も偉大な支援者は、近しい友人や仲間たちです。こうしてメッセージを書く間にも、私のベッドのそばで応援してくれています。さようなら、世界。良いエネルギーを広めてください。次へつなげましょう。』

 

それからしばらく、その考え方は頭の片隅にはあったが、片隅にあっただけで、それ以上追及することが無かった。だが例えば、それを他の人間も言っているのを見たり、様々な偉人の言葉と向き合って内省したり、宗教の勉強をしていると、実はその言葉が、非常に重要なキーワードなのでないかという気持ちが、心の中で次第に増幅してきたのだ。

 

例えばマザー・テレサはこう言い、

 

ジョン・レノンはこう言い、

 

彼の妻、オノ・ヨーコもこう言ったが、

 

彼らも間違いなく、世界に『良いエネルギー』を広めようとしていたわけだ。他人任せにするのではなく、自分でやろう。一人一人がそうやって立ち上がれば、世界平和は実現するのだと。それから、常に考え続けている『宗教の根幹』の話もそうだ。

 

ドストエフスキーは言った。

 

聖書における『ヘブライ人の手紙』には『父が子供を叱るとき』について、こう書いてある。

『神が自分の聖性を子に与えようとしているのだ』

 

つまり人間には『聖性と魔性』の両面がある。

 

 

その内、父が子を叱った場所には『愛(聖性)』が宿り、『魔が刺した』人間には『罪(魔性)』が宿っていることになる。だとしたら、見えて来るのは『聖性を優位にし、魔性を劣位にする』ということで、そこにあるのは、魔性と聖性の真剣勝負である。更に言えば、昨今一部の狂信者が世界を騒がせているが、 イスラム教における『ジ・ハード(聖戦)』とは、何も人を惨殺することを許可する、という凶悪な概念ではない。

 

『神の為に奮闘する』ことを意味し、つまり、その『神』というものは、しばしば『愛、真理』と『=』であると考えられるわけで、例えば、『人に裏切られ、殺意を覚えた』というとき、そこに現れるのは間違いなく『魔性の疼き』であるわけだが、しかし、それを聖性の力で劣位にさせよう、という『闘い』こそが、この『ジ・ハード(聖戦)』なのである。

 

つまり、だとしたらこれらの宗教の根幹にある的も、

『聖性(光、善)を優位にし、魔性(闇、悪)を劣位にしよう』

 

というものなわけだから、『世界に良いエネルギーを広めよう』というキーワードは、人間にとって極めて重要なものになるという考えに達したのだ。それを考えた時、今回のドストエフスキーの言葉はどう響いてくるだろうか。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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