ホイットマン『君が教訓を学んだ相手は、君を賞賛し、親切をほどこし、味方になってくれた人々だけだったのか?君を排斥し、論争した人々からも大切な教訓を学ばなかったのか?』
アメリカの詩人 ホイットマン(画像)
名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!
考察
それを理解していれば、たとえこの世でどんなことがあっても、それら一切の事実現象を自分のものとする。糧にするのだ。褒めてもらえばそのまま嬉しいし、批判されれば、それをバネにして努力できる。無敵になるのだ。文字通り、『敵がいない』のである。
例えば私が、『四聖』に数えられる、
彼らと向き合うことが出来たのは、私がかつて、宗教を強要して来た親を呪うほど憎んだ時期があったからだ。
その抑圧がなければ、私は29歳という年齢で、彼らに到達することは無かった。もっと先延ばしにしたり、あるいはそのまま永遠に忌み嫌うか、見て見ぬフリをしてそのままにしていただろう。
そして私は彼らの言葉に耳を傾け、その教えのエッセンスを見た。すると、驚くことに、『死ぬほど嫌っていた』はずの私が、(これは傾聴に値するぞ)と判断することが出来たのである。
孔子から教わったのは『義利合一』、ソクラテスは『無知の知』、ブッダは『執着をしないこと』、キリストは『欲望を間違った方向に向けないこと』。そのエッセンスのどれもこれもが、群を抜いて卓越していて、そして見事に的を射ていた。
ドイツの哲学者、ヤスパースは言った。
確かに私の親は排他的であり、ヤスパースの言うように私は、排斥されていた。しかし、その代償に得たものがあるのだ。
今ではそれに感謝している。
いや、そんなありきたりな言葉で終わらせるつもりはない。
『今ではそれに感謝している』と言う為には、どんな風にこの現実を受け入れ、どんな努力をすればいいかを、ひたすらに考え抜いたのだ。しかしどちらにせよ、私はこれらの事実から多くのことを学んだ。
ロシアの文学者、フリーチェは言う。
『人生は学校である。そこでは幸福よりも不幸のほうがよい教師である。』
ノエル・デュ・ファイユはこう言う。
私の半生も、中々の波乱万丈なものだった。
しかし、今ではそれに感謝している。
そして、今後も波乱万丈でなければならない。
シェア
スポンサーリンク
著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
関連する黄金律

この言葉に関連する『38の黄金律』。この名言と同じ的を射た他の名言があります。
1.『ピンチ?逆境?絶体絶命?いや違う。『チャンス』だ。』
人間が背負う全ての思い悩みや苦しみは、選ばれし者だけが受けられる『資格試験』だ。そして、『ピンチはチャンス』の意味をはき違えている人間は多い。
関連する記事


『艱難辛苦とは、自分の器を削る作業に他ならない。器を大きくしている間は、少しくらい我慢しなければならない。』

『逆境?窮地?それはそうだろう。枯渇したのだ。それはスポンジが水を吸収する用意が整ったことを意味する。』

『人間は一生過ちを犯し続ける。『人間』とは、それを認識している者に与えられた称号である。』

『この道は闇に続いている。私はそれを人一倍知っている。だからこそ歩ける、王道の道がある。私は堕ちたのではない。王になる道を歩く権利を得たのだ。』
ホイットマン『君が教訓を学んだ相手は、君を賞賛し、親切をほどこし、味方になってくれた人々だけだったのか?君を排斥し、論争した人々からも大切な教訓を学ばなかったのか?』
スポンサーリンク
当サイト最重要記事


偉人の名前や名言を検索
おすすめ関連記事
同じ人物の名言